ゲーマー/岡野


ゲームやってて

飽きる時が来るのは先をみたとき



例えばゲームクリアをまず目指す

クリアしたときのカタルシスが欲しくて

でも幾つかのゲームをクリアしたときに

ゲームクリアして次は何があるんだろうって気持ちになる

カタルシスが無くなった訳ではなく

僕は自分の中で一つの区切りにゲームクリアを置いていた


そしたらやりこみにはまる

まずレベルをひたすら上げる

ゲームの上限まで

その過程で飽きたら

隠し要素の解放をして

そしてレベルマックス

いわゆるレベルマになったとき

カタルシスを得た


そして求めるものがなくなり

足跡を振り返る

そこで

現実はただ時が流れていただけだと知る


無性に悲しくなりながら

ゲームオーバー

ジエンド

ここで現実とゲームが交錯した


そしたらゲームに飽きた