こんばんは!
今日は、石田がプロデュースさせていただきましたイベント!
こたつdayです。
日本の冬と言えばこたつ
こたつといえば猫
かわいい猫ちゃんたちが沢山お待ちしています(=^・ェ・^=)
なんと
みかん食べ放題だよー!
今日なんとなく写真フォルダを見返してたんですね、
そしたら、知らない写真が沢山ある!って思って全然間に覚えがなかったんですよ!!
でもよく見たらきつねうどんの写真で、知らない間に友達に撮られてたみたいです(笑)
きつねうどん美味しい(・・)
今年は、映画(゜ロ゜;
映画評論家にでもなろうかな。
でも偏る映画しか見ないけど。
名場面がいっぱいのルパン三世でした!
やっぱり声だけじゃ満足できない。
会いたい!
そんな藤原竜也でした!
今夜放送の番組にも出るんだって。
録画できず悲しい
せめて城のが楽しいと思わせて(゜ロ゜;
今年の全国高校サッカー選手権大会は
静岡学園が優勝しましたね!
青森山田から逆転で
3-2 とても興奮した試合でした!
高校生の時1年間だけサッカー部の
マネージャーをやっていた時があったので
毎年高校サッカー見てるんですけど、
やっぱり感動しちゃう(><)
スポーツってなんでこんなに
感動するんでしょうか、
静岡学園優勝おめでとう!!!!!
たまーにしか買えないやつ!
高校生の時自販機にこのあっぷるてぃー
売ってたんですけど、
最近の自販機はあんまり見かけなくて、
たまたま見つけて飲みたくなったから
買ってしまった\(^^)/
※基本いつも飲むのは綾鷹か天然水
たまにはジュースもいいでしょーって♪
今日、帰り道に空をぱって見たら
満月だったんですよ!
満月かはわからないけど、まんまるだったからきっと満月ですよね^ ^
月とか星とかすごい綺麗ですよね~
星がよく見える日とか、満月の時ってすごくテンション上がります(((o(*゚▽゚*)o)))
今日の月の写真です、ぶれぶれですが。
草加駅前の焼き鳥をずっと
食べてみたくて
やっと食べれたんですけど
つくねがめっちゃ美味しくて
美味しくてほっぺた落ちるくらい
美味しくて、つくね爆買いしたい、、、
焼き鳥をつまんでお酒が飲みたい!
久しぶりに
甥っ子、姪っ子と合流して
遊びました?いやいや笑
遊んで貰いました(*´艸`)笑
逢うなりいきなり
(甥)りょうちゃんの好きなのは
無いけど上げるッ!!
(私)あっ!ありがとうッ!!
手渡された物を見ると
なんと『鬼滅の刃』のキャラクターの
キーホルダーでした。
おはようございます^ ^
昨日と今日意外と暖かい気がしますね~
でも、寒いことには変わりはないんですけどね(笑)
風が強めなので、寒さ対策は忘れてはいけません!油断大敵!!
今日はナースday!
私の衣装は
小悪魔ナース( ̄∀ ̄)
ナースのコスプレなんて
することないと思ってたから
ちょっとウキウキしている反面
やっぱり恥ずかしさというものも…
そんな恥ずかしさ吹き飛ばすくらい
楽しみたいなぁぁぁあ(≧▽≦)
というわけで今夜もパーリナイッッ!!
ご帰城お待ちしております(´∇`)
昨日めぐかさんに暖かい飲み物もらったんだ~~(((o(*゚▽゚*)o)))
寒いからって買ってくれたんです_(:3」z)_
体だけじゃなく心まで温まりました(//∇//)
明けたし!
自分磨きでも頑張ろうかなって!
実家で、姉2人とメイクの話してて、
私の顔面について話し合ったんですけど、
改善しなきゃいけない点の見つかること見つかること笑
メイクの勉強。顔痩せ。
せっかく新年だし、気持ち切り替えてやっていこうかと。
三日坊主にならないように気を張っていきましょう!笑
今年の干支はねずみなんですね!
ネズミといえば、ディズニーって感じがします^ ^
今年のねずみ年になってから、まだディズニーに行けてない_(:3」z)_
早く行きなきゃ_(:3」z)_
ディズニーにあるこのハンバーグ可愛くてとても美味しんです~~(^^)
初詣では毎年浅草の
浅草寺行ってるんですけど
今年は友達と浅草寺で年越しをして
そのまま初詣をしたんですよ!
ただ23時30分から列に並んで
お参りできたのは25時40分過ぎ…
どんだけ進むの遅いねん!
って思ったんですけど
なんだかんだ楽しかったですし
色んな人がいて面白いな
と思った年越しでした、
皆さんはどこで初詣しましたか!
今日からLAWSONで
鬼滅の刃のキーホルダーが
販売されるんですけど
そりゃあもちろん買いに行きますけど
禰豆子と善逸は絶対買うけど
やっぱり柱のみんなも買いたいし
炭治郎と伊之助も欲しいし
うわぁぁぁん
全員欲しいよおぉ
大晦日の天心くんの闘い
観たかった(´;ω;`)
天心くんが観れなかった変わりに
草加城で可愛い白衣の天使を一緒に見て
目の保養でもしませんか?!
風邪など引かないように
アルコール消毒もありますし…
(*´艸`)笑
新春!白衣の天使大号令day!
子供が小さい頃は…
子供の好き嫌いを無くす為にとか
食べたいとか言われる物を寝不足でも
頑張って作っていました。
だがしかし…
子供達も成人して生活リズムや帰宅時間も違ければ食事をする時間すらバラバラ
そして洋食から和食へと好みすら変化!!
母親のあたしからすれば
食べるのか食べないのか分からない時もあるので、最近ではとにかく【時短】時間をいかに短縮するか…
そぉそー(*´艸`)笑
1日は皆平等に24時間
いかに時短するかですよぉ
※決して手抜きでは無いですよ(-.-;)y-~~
餡掛けかた焼きそば!!
※きっと、めぐかならば
お酢を半分ぐらいかけるはずわら…笑
あけましておめでとうございます!
城で初めての年越しをして、
そこから実家に帰ってドタバタと過ごしてたらもうあっという間に6日!
時間が進むのが早くてびっくりしています笑
実家では、うちのかわい子ちゃん達に癒されて過ごしておりました。
勿論、トリミングも。
今日から仕事はじめ?の人がたくさん
居ますね~!!!
学生はあと2日間くらい休みがあるかと
思いきや…
意外と授業が始まっているところも
あるみたいで、
大変ですね(;_;)
今日も寒いですが…
スカイブルーのマフラーは売ってなく
初雪この間降ってしまったみたいなので
備えなければ。スカイブルーのマフラー。
ざわめいたのは
わたしの心だけやった…
街のざわめきも欲しいものですね(^^)
明けましておめでとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
と言っても年が明けてから、少し経ってしまいました~~
今年一番最初の日キラ!!
年末年始なにしましたかー?わたしはちょっとバタバタしてしまって、、
まだおみくじ引けてないから早く引きたいなぁ~~
2020年もどうぞよろしくお願いします^ ^
2020年も残すところ361日となりましたがいかがお過ごしでしょうか?(*´-`*)
好きな言葉は「風林火山」(適当)
座右の銘は「臨機応変」
今年の目標は「猫背治す」
今年も石田を何卒よろしくお願い致します!
無性にカレーが食べたっくって
食べに行ったら
予想以上に辛かった、
しんどかった、
食べきれなかった、
辛ずき。
やはり、わたしには
お子ちゃまカレーが
いいのかもしれない。
ニシトウくんが来たところで、本格的にイーノ駆除に乗り出す事になる。
作戦は至って簡単。
落とし穴をつくって、落とせ。だ。
もう少し具体的には、まず、ウォファム村でイーノ被害が大きい田畠の情報を集める。
その田畠の周辺に落とし穴を掘る。
ジャングルに入って、音を鳴り響きかせ、イーノを追い込み、落とし穴に落とす。
となる。
簡単に言うが、実際には、ここにさらに細かいノウハウが必要になる。
たとえば、穴掘りだ。
道具から揃えないといけない。
この島には、刃先が鉄製になった鍬が、ようやく揃い始めたレベルなのだ。
シャベルなんて器用なモノは無い。
無くても穴は掘れるっていえば、掘れるかもしれないけれど、効率が悪い。
なので、シャベルをつくってもらおう。
私はニシトウくんにシャベルについて説明した。
その際、図で示した方がわかりやすいのだけれど、残念ながら紙がない。
紙がないから、いつも私を扇いでもらっている、団扇みたいな葉っぱに、シャベルの絵を描いた。
葉っぱはデコボコしているから、描き難かったが、そこは頑張った。
墨と筆は、こういう素材に描く時、強い。
その葉っぱを持って、ニシトウくんに説明する。
ニシトウくんは、それを受けて、現実的な検討を加えてくれる。
たとえば、私の図で示したシャベルだと、取っ手の部分がY字になりそのYの上端に、握りになる横棒が通っている。
だけれど、ニシトウくんは技術的にこれは難しいと、ただのT字型に変更した。
そんな感じで、あれこれ修正を加えたあと、ニシトウくんは「炉」にそれを持っていって、シャベルの先端部分について鍛治職人さんたちと相談した。
「無理でした。」
「炉」から戻って来たニシトウくんは、私の寝所の土間に立ち、頭を下げた。
「はい?どう言う事ですか?」
控えていたシャナが怪訝そうに声を上げる。
「今、素材となる鉄がないのだそうです。鉄が来るのを待っているそうです。」
「鉄を待つ…。」
鉄は確か、イェームトやムィンの商人から買っているんだっけ?
「商人が来るのを待っていると言う事ですか?」
と、私は声を掛ける。
「それもありますが、ハーティ様が仕入れにも行っているそうです。」
ああ、ハーティが海に出て行くのは、そういう目的か。
ハーティは海から戻ると、いろんなモノを持ち帰る。
ただ、私が欲しいモノは、なかなか持ち帰って来ない。
前回持ち帰った味噌は、まぁ、有り難かったが。
たぶん、ナータ家に対抗して持ち帰って来たのだろう。
今回は鉄を欲しているのだけれど、うまいこと鉄を仕入れて戻ってくるかはわからない。
鉄がない「炉」は、ただの製塩場だ。
だから、仕入れては来るだろうけれど…今ないのか…う〜ん。
さて、どうしましょう。
「代案はありますか?」
「小さくはなりますが、先端を貝で補えば、とりあえず出来ます。」
貝か。ホタテの大きいやつみたいなのを、村の海人(うみんちゅう)の家で見たな。
んん?
あれはシャコ貝だったか?
何れにせよ、刃先が鉄に比べて強度が足りないのではないか?
「とりあえず、鍬で耕して、柔らかくなった土を、貝の…その『しゃべる』というので、掬い出せば、何とか穴は掘れるかと。」
「わかりました。それで構いません。」
「あと、掘り出した土を入れるカゴのようなものがあれば良いかと。」
「掘り出した土は、その後、どうしますか?」
「運び出すのも大変なので、周辺に均等に撒けばと思います。」
「なるほど。では、その方向でお願いします。それで作業はいつから?」
「貝の『しゃべる』が出来次第。明後日か、遅くても明々後日には入れます。」
「では、お願いします。」
と、言う事でやっと穴掘りが始まる。
作業参加者は私の親衛隊20名プラス、ニシトウくんと、ティガだ。
つまり22名による人海戦術。
鍬で耕す者、4名。
耕され柔らかくなった土を掬い出しカゴに入れる者、6名。
カゴに入れらられた土を運び出して、周辺に撒く者、8名。
現場監督が1名。
監督の補助が3名。
でもって、応援団が、私、シャナ、ウィーギィ爺(ジージ)で、屋敷の家事手伝いに回ったのが、セトとウシュム。
「あんら?クィンツ様?何をなされるおつもりですか?」
私らがゾロゾロと移動していくと、田畠で作業していた村人らが驚いて顔を上げて尋ねて来る。
「今からイーノ退治をするから、その仕掛けを作るの。」
「はぁ…それは…精が出る事で…。」
私の答えに、納得したのか、しないのか、とりあえず村人らは、私たちの事を気にしながら、農作業に戻る。
落とし穴作成予定地に着くと、簡単にこしらえた擬似御嶽(オン)に向かい、私が短い奉納舞を舞った。
これにより、一応、田畠の淵に穴を掘る事を、地の神様に話しは通した形になる。
実際は、もう少し事情は複雑なのだが、体面も大事だ。
それに私の舞には、それを見る者に多幸感を与える。
イリキヤアマリの祭りの時、しかも、10歳以上の女子にしか見せた事がない舞のごく一旦を見せたに過ぎないが、これにより我が親衛隊のやる気は多いに盛り上がった。
作業開始と共に、鍬隊は、草ぼうぼうの地面に、思い切り鍬を振り下ろす。
ティガを中心とした、年長男子組だ。
鍬隊がある程度耕せば、次は貝のシャベルで掘り出す隊が作業を始める。
置かれたカゴに、セッセと土を掬い出して放り込むのだ。
放り込まれた土は、カゴ隊によって運ばれ、監督の指示で撒かれる。
監督はもちろんニシトウくんだ。
私は木陰で、その作業を眺めている。
森…ジャングルと田畠の境なので、木の根なんかが張り巡らされていて、結構苦戦しているのがわかる。
まぁ、想定内だけれど。
気温がぐんぐん上がるので、監督補助の3人のうちの2人がカメに水を汲んで来て、休憩に来た子たちに飲ませたり、頭に掛けたりしている。
私は塩の小壺も一つ渡して、手のひらに塩をちょっと落として舐めるように指導した。
熱中症対策だよね。
そんなこんなで、穴は、縦横2.5メートルぐらい。深さ20cmぐらいまで掘り進んだ所で昼ぐらいになった。
サイズはおおよそだけれども。
監督補助と、家事手伝い組とが、賄いの雑穀おにぎりを運んでくる。
全員が木陰に入って食事を取り、寝転んだ。
暑さがピークの時間帯だ。
日がかなり傾くまで休憩だね。
私はシャナと一緒にウィーギィ爺(ジージ)から読み書きを教えて貰いながら、その場で過ごす。
あー紙があれば、便利なのに…。
ハーティが持って帰って来ないかな?
とりあえず、自作の木綴(キトジ)を増やすしかないか。
「いやぁ、これは休憩ですか?」
主子(ウフヌン)のコルセが様子を見に来た。
ハーティの留守を預かるコルセには、一応何をしているかは伝えてある。
だから、確認に来たのだろう。
「あら、コルセ。様子を見に来たの?」
「はい。まぁ、一応。役目柄。」
「それはご苦労様。」
「作業は順調ですか?」
「そうね。初日だしね。」
「と、言うと?」
「今からあれこれ問題が出て来ると思うわ。」
「クィンツ様は問題が何かご存知なのですか?」
「ちょっとだけ予想がつくけれど、まだハッキリとはね。」
「なるほど。」
それから、少し雑談して、コルセは去って行った。
コルセはコルセで忙しいのだ。
そんなこんなとしているうちに、午後の作業が、やっと始まる。
そして、日がかなり傾いた所で、その日の作業は終了だ。
穴は、深さ40cmぐらいになっただろうか?
ニシトウくんが、継ぎ足しした棒を何本も持ってきて穴にかぶせ、さらに大きな葉っぱで覆った。
雨対策だ。
私は、全員に手洗いをさせると、用意した小袋にアワ、キビ、ヒエをあわせて2合程入れて配った。
日当みたいなものだ。
そして日が沈む前に解散した。
「クィンツ様」
「なぁにニシトウくん」
母屋で夕食を取っているとニシトウくんが話しかけて来た。
「明日は、だいたい半分ぐらいの人数を、木の切り出しに向かわせます。」
「と、言うと?」
「このまま穴を掘り進めると、周囲の土が崩れて来るかと思うのです。」
「そうね。」
「なので、木の杭をつくり、穴の壁に沿って、打ち込み、壁の崩れを阻もうかと。」
「賢いわね。ぜひそうして。」
「はい。ありがとうございます。」
ニシトウくんは嬉しそうにお辞儀すると、雑穀米をかき込んだ。
何気に目を配れば、一緒に食事を取っていたコルセが、丁度、ニシトウくんから私の方に目を向ける所だった。
コルセがニヤリと口元を歪ませるので、私もニコと目を細めて返して見せた。
あけましておめでとうございます!
2020年もよろしくお願いします(^^♪
そして今日から草加城は
営業しております!!
今日から2日間巫女さんになれるんですっ!
楽しみだなぁ(≧▽≦)
今年は、ほどよくサボる!爆笑
お雑煮が待ち遠しいです。
今年は、もうすぐ誕生日です!
今から宣伝活動(*´ー`*)
健康管理に気を付けるー(*´ー`*)
今年も話してやってください。
そして清楚になる!
早起きは三文の徳!!!
3人いれば文殊の知恵!!!
こんな難しい言葉を今年はたくさん言っていこう!なんちゃって(^^)
2020年、子年!
今年も、よろしくお願い致します。
31日はカウントダウンを
草加城で迎え
家でばたんきゅー!!!
起きてから親戚の家にご挨拶~なんて
バタバタな元旦でしたが
挨拶は大切ですね!!!
それでも、やはり
飲み会は続く。
肝臓の為にドーピング、
今年も一年お世話になります、ヘパリーゼさん。
そして、今年の抱負は
健康診断に行きます!!!!
もう1月2日ですねぇ
元旦の朝から大掃除やら雑煮やらで
バタバタしてたら…
途中で力果ててしまい寝落ち(´;ω;`)
寝落ちから目覚めて煮物作って、おせちの準備( ̄▽ ̄;)
なんか1日半よそよりも遅れている…
そしてこんな朝方からゾクゾクして薬を飲んでいる私…今年は病気に気をつけます。
m(*_ _)m
改めて明けまして
おめでとうございます。
m(*_ _)m
今年は、平成から令和へと変わり
令和元年も残り4時を切りました。
今年も本当に色々とお力添え
ありがとうございましたm(*_ _)m
来年も『愛』変わらず宜しく
お願い致しますm(*_ _)m
来月卒業してしまう
ふうか氏今夜出勤してますよぉ!!
今年の大晦日は
めぐかも出勤してますよぉ!!
すぅさん手作り
年越しそばもあります!!
一緒にカウントダウンしましょッ!!
青い空の下、私らを乗せた舟は順当にトクトウム島に向かっていた。
向かっていたというか、もう着く。
私がフッと意識を取り戻したのは、そんな時だ。
「如何なさいました?クィンツ様。」
祝子(ヌルン)のシャナが私の様子が変わった事に気がついたようだ。
「ん。ちょっと戻って来たの。」
「戻って来た?」
「今、トクトウム島の神様たちと話つけて来たのよ。」
「はあ…。」
シャナは釈然としないような声を上げる。
まぁ、言ってもわからんだろうから、それ以上の説明はしない。
そもそも私自身もよくわかってないのだから。
それにしても、なんと美しい景色だろう。
透明度の高い海は、海底のサンゴを映し、舟底が、そのまま影となって海底を進んでいる。
目前には白い砂浜が迫っている。
輝く太陽の下、世界は眩しく光っている感じだ。
頬に当たる風が心地よすぎる。
ズサァと砂をさする音をたてて、小舟は浜に到着する。
舟を操っていたムーリィが素早く飛び降り、手綱と取って舟をさらに浜に引っ張り上げる。
それからティガが飛び降り、ウィーギィ爺(ジージ)が続く。
三人でシャナを下ろし、最後に私が抱き上げられて舟から下される。
砂浜には人の気配はしない。
波の音だけの静かな感じだ。
シャナとウィーギィ爺(ジージ)が日除けの大きな葉っぱをかざしてくれる。
私たちはゆっくりトクトウムの村に向かう。
この島に来たのは二度目だ。
だから、足取りに迷いはない。
ちなみにムーリィは舟の番だから、ついて来ていない。
「これはクィンツ様。」
目的の家の前まで着くと、家人が慌てて飛び出して来た。
「こんにちわ。突然尋ねて来てごめんなさい。」
「畏れ多い。ささ、どうぞ、中へ。」
「ありがとう。なんだか騒がしいわね。」
「いえ、うちの祈女(ユータ)が神託を受けたとか。」
「神託ですか?」
シャナが祝子(ヌルン)らしく、興味を示す。
「はい。それで、家の者を呼ぶ為に少々騒がしくなっているのです。」
「なるほど。」
と、ウィーギィ爺(ジージ)が白い顎髭を撫でた。
家に入ろうとすると、ちょうどニシトウくんが帰って来た所だった。
「クィンツ様?」
ニシトウくんが驚いたように目を丸くして声を出した。
「こんにちわ。ニシトウくん。」
「ど、どうされたのですか?突然。」
「あなたこそどうしたの?慌てて帰って来たようだけれど。」
「あ、その、うちの婆(バーバ)がすぐ帰れって言うので、戻って来たんです。」
「へぇ。そうなんだ。」
「クィンツ様、とりあえず中へ。ニシトウもこんな所で引き止めるな。」
家人が促す。
まぁ、確かにごちゃごちゃ話すには家の入り口先というのは中途半端な場所だ。
入り口をくぐると、すぐ大きな声が響いた。
「神女(カンヌ)様!ようこそおいでなさった!」
土間のすぐ先の床の先で、小柄の婆(バーバ)がお辞儀をしながら叫んでいる。
「婆(バーバ)も元気そうね。先日の御嶽(オン)巡りの時はありがとう。」
「とんでも御座いません。あの時はお役に立てたのであれば幸いです。」
「ささ、どうぞ、上がって下され。婆(バーバ)もそんな所に立ってないで案内して下され。」
家人が再び促す。
私は床の先に腰掛けて草履を脱ぐ。
すかさずニシトウくんが、跪いて脇のカメから水を掬い、私の足を洗い、乾いた枯れ草の塊で拭いてくれた。
「ありがとう、ニシトウくん。」
お辞儀するニシトウくんの頰がちょっと赤くなった気がしたけれど、そこは気にしちゃダメだ。
私はペタペタとゆかの上を歩く。
家人が上座(かみざ)を指し示すので、私は遠慮なく上座(かみざ)に座る。
私に向かって左右に別れて、シャナ、ウィーギィ爺(ジージ)が座り、ティガがどこに座って良いのかわからないまま床の端の脇にちょこんと座った。
婆(バーバ)を中心にニシトウくん、家人らが私らの前に座し、平伏する。
「改めて、ようこそおいでくださいました。神女(カンヌ)様。」
平伏姿勢から頭を上げ、婆(バーバ)が声を上げる。
「歓迎ありがとう。頭(ブリャ)であるヌースの留守に訪れて、悪いわね。」
「とんでもありませぬ。神女(カンヌ)様の御心のままにおいで下され。」
婆(バーバ)は祈女(ユータ)だから、神女(カンヌ)様の威光は絶対だ。
私は苦笑する。
「今日はね…。」
「皆まで言われなくても大丈夫です。」
婆(バーバ)が私の言葉を遮る。
それはそれで、失礼になるんじゃない?
ほら、シャナの眉間にシワが寄っちゃったじゃない。
「ニシトウ」
「はい、婆(バーバ)。何でしょうか?」
「お前をクィンツ様に捧げる。すぐ支度せい。」
「は?」
婆(バーバ)の突然の宣言にニシトウくんがキョトンとする。
他の家人らも目をパチクリさせている。
「これは六山の神様の総意である。わかったら早くせよ。」
「神様の?」
家人はまだ訝(いぶか)しげだ。
だが、これ以上の不信な態度は、婆(バーバ)の祈女(ユータ)としての能力を疑う事になる。
ニシトウくんは私の顔を見て、一礼をすると、
「いま支度します。しばらくお待ちを」
と言って出て行った。
賢い子は好きよ。
「クィンツ様、察しの悪い我が家の者たちをどうかお許し下さい。」
婆(バーバ)が床に額をグリグリ音がするほど押し付けて嘆願する。
「大丈夫よ婆(バーバ)。すべて許すわ。」
「寛大なるお言葉、深く感謝致します。」
婆(バーバ)は頭を上げ、喜び一杯の笑顔を向けた。
分かりやすい素直な態度で、助かる。
私は小さく頷いてみせた。
「それじゃぁ婆(バーバ)、あと、水を頂けないかしら。喉が渇いちゃった。」
「こ、これは気付かず、誠に申し訳ありません。すぐ水をお持ちせよ!」
この島々には、まだ「お茶を出す」という習慣がない。
従って当然「茶菓子」なんてものもない。
本当に原始時代みたいなものなのだ。
私としてはこの辺りも出来るだけ早く改善したいのだが、中々難しい所だ。
改善のためには、まず人材が必要だ。
私一人でどうこうなれるものではないのだから。
と、言うことで、人材登用と育成の一環として、今日はこの島に来たのだ。
ニシトウくんには期待している。
婆(バーバ)と家人らのもてなしを受けつつ、小半刻もすると、ニシトウくんが戻ってきた。
風呂敷的な布に何がしかを包み、背負って来たようだ。
「いつでも行けます。」
と凛々しい顔でキっと言うニシトウくん。
私は頷くと、立ち上がった。
「それじゃぁ婆(バーバ)。お世話になったわ。」
「そうですな。今から出れば日が沈む前にはエーシャギークに戻れましょう。」
「慌ただしくてごめんなさいね。」
「とんでもございません。またいつでもおいで下さい。」
婆(バーバ)や家人らが頭を下げる。
私らは見送られながら来た方向を逆に移動して、海岸から舟に乗り込む。
日は西に傾っていたが、まだ空は青いままだ。
「それでね、ニシトウくん。」
ムーリィの操る舟の中で、私はニシトウくんに話しかける。
頬に当たる海風が相変わらず気持ちいい。
それだけでも、気分が高まる。
「はい、クィンツ様。」
「あなたにお願いしたいのは、教育ね。」
「キョウイクですか?」
「私はやりたい事が沢山あるの。でも、私一人では何一つ満足に出来ないわ。」
「そんな事は…。」
「そんな事はあるのよ。」
「はあ。」
「だから、ニシトウくんには協力してもらいたいのよ。特に人材育成にね。」
「ジンザイイクセイ?」
ニシトウくんが首を傾げる。
教育にしろ、人材育成にしろ、その手の言葉は「お茶」と同じく、この島々にはまったく普及してない…らしい。
いや、実は「お茶」も含め、もしかしたらナータ家では使われているかもしれない。
私やハーティ…つまりアーク家のライバルであるナータ家はなかなか侮れない。
ここ最近は、マィンツ叔母様とも没交渉な事もあって、情報が入って来ない。
だから、何か新しいモノや言葉を輸入して活用しているかもしれない。
それで、ただでさえ差がついているであろう、うち、つまりアーク家と、さらに差をつけられていたら困る。
そうそう、マィンツ叔母様と言えば…。
私は、空中で優雅に舞う裸体を思い出す。
久しぶりに会って見たいものだ。
やばい。思い出したらヨダレが…。
「クィンツ様…そのキョウイクとかジンザイイクセイとは、どのような事でしょうか?」
ニシトウくんが聞いてくる。
説明がメンドくさいな。
私はヨダレを拭きながらウィーギィ爺(ジージ)の顔を見る。
ウィーギィ爺(ジージ)は察したようにニシトウくんに応える。
「キョウイクとは、教えて育ている事でございましょう。クィンツ様は恐らく、ニシトウ様に、クィンツ様の従者見習いの子供らを教えて育てる役回りを期待しているのでしょう。」
「クィンツ様の従者見習いですか?」
「クィンツ様は20人程の従者見習いを集められたのですよ。」
と、今度はシャナが説明する。
「私はね、その子たちを賢く育てたいの。そのために賢いニシトウくんの力が必要なのよ。」
「いえ、私はそんな賢くなどありません。」
「そういう謙遜とかね。ニシトウくんはやっぱり頭一つ抜き出ているの。読み書きも出来るでしょ?」
「確かに読み書きは、少しは出来ます。しかし、ウィーギィ様なら私以上では?」
「もちろん、ウィーギィ爺(ジージ)も活用するわよ。でも手が足りないの。最初にも言ったように、私にはやりたい事が沢山あるわ。だから、賢い子も沢山必要なのよ。その賢い子を沢山作り出すための先生になるのが、ニシトウくんにお願いしたい事よ。」
「先生…ですか?私のようなものが…。」
「期待しているわ。」
私はニシトウくんの黄土色の瞳を見つめながらニッコリ微笑んでみせた。
ニシトウくんの頬が、また赤くなった。
「分かりました。お役に立てるように頑張ります。」
ニシトウくんの返事を受けながら、私は「よしよし」とほくそ笑む。
これで、私の親衛隊の未来は、少しは明るいだろう。
次はイーノ狩りだ。
「頼むわね。ニシトウくん。」
私はあれこれ計画を胸に抱きつつ、ニシトウくんの瞳を見つめ続けた。
ついこの間今年も残り10日!
なんで日記書いたのに…
もうあと2日(><)
草加城に入ってから
あっという間1ヶ月半経って
もう年末。
たくさんの方々と出会い
沢山の経験をさせて頂けた
そんな皆様に感謝の気持ちでいっぱいです!!
来年はもっと成長して、
たくさんの方と楽しく出来たらな、
って思ってます(^^♪
今日も雨…
わたしのせいだーーーー!!!
雨女だからなあ、
寒さが増すなあ(;_;)
今日は焼酎をゆっくり飲みながら
今年一年の話をしたいところ。
いろいろあったね、
一年間ってね。笑
この前の話なんですけど、のんさんに花嫁修行として美味しいお味噌汁の作り方を教わったんですよ~~(((o(*゚▽゚*)o)))
なめこ汁の作り方教わりました^ ^
お味噌汁のお味噌を溶くときは、火を消してから溶いたほうがいいんですって!
まだまだ花嫁修行が必要ですね~_(:3」z)_
肝臓がだいぶひめいちゃん
しかーし、気持ちは、暴れたい。
そんな年末が始まりました!
今夜も笑顔とお酒のガソリン満タンで!
みんなで過ごせるってなんだーか幸せ。
だって、目の前にある幸せを見過ごすわけには、いかない_(._.)_
酔いしれたい、いろんなことでムフ
私初めてのやらかし、、、
全然寝れてない状況で
出勤して潰れて記憶飛んでって
馬鹿みたいに泣いて目腫れて
でも、成長しました!
なんで膝怪我してるのかは分からないけど、
なんで足の指怪我してるのか分からないけど!
ネイルというか爪は折らなかった、
年末に潰れるというやらかし…
ほんとにごめんなさいしか言えないです、
今日からは気持ちを切り替えて頑張るぞ!
わたしの強火を
直そうと一生懸命なお屋形様。
姫達。
ありがとうございます。
そして、ありがとうございました。
わたし、今日から
蟲柱になろうと思います!!!
まあ、世代交代?みたいな?
蟲の呼吸でおしとやかな女性を
目指します(^^)
今日が12月27日、、
今年が終わるまであと4日、、
わたしは大変焦っています。
なぜなら部屋の大掃除が終わっていないからです(笑)
しなきゃしなきゃと思って、もう何日経つんだろう。
わたしにやる気を分けてください!!
師走の12月
クリスマスも終わり
2019年も
平成31年も
そして12月も
残すところ今日を入れて6日と
なりましたが…
如何お過ごしでしょうか?!
仕事納めもそろそろでしょうか?!
お休みに入れば帰省や大掃除でしょうか?!
※草加城は残りわずかな年内を
休まず営業致します(*´艸`)笑
今年も色々な事がありました。
嬉しい事も悲しい事も楽しい事も辛い事も沢山ありました。
体調不良で検査や治療の1年でしたが…
御館様の言葉や笑顔で支えて頂きました。
本当にありがとうございましたm(*_ _)m
今年も残り6日ですが…
忘年会・カウントダウン
一緒に出来るといいですねぇ(*´艸`*)ァハ♪
キャンドルナイト4days
ありがとうございました。
ケーキやチキンやプレゼントも
ありがとうございました。
草加城のサンタクロースも
それぞれの個性があって可愛いかった
(๑•ᴗ•๑)♡
暗い。
暗い世界。
上も下も右も左も真っ暗だ。
まぁ、ある種おなじみだけれど。
暗い世界の中で、相変わらず、私自身は光っていた。
いい感じにだ。
それでも、目を上げれば、遠くに、星のような粒が見える。
多分、それは、きっと、アレだ。
アレって何だ?って言えば、アレだよ。アレ!
とりあえず私は、星のような粒に向かって足を進める。
近づけば、六人…いや、六柱の神が座っているのがわかる。
神々は車座になって座っている。
何かを話し合っているようだが、会話までは聞こえない。
私はようやく近くにまで歩み寄る。
ブツブツ声も聞こえて来る。
「こんにちわ。」
私の声掛けにようやく神々は私を見る。
皆、それぞれ文様が違う、何かの仮面を被っているようだ。
一瞬の沈黙。
神々は、私の事を認識したようで、座正し、体を私に向け、手を付いて頭を下げる。
「これは、これは、イリキヤアマリの主人(あるじ)よ、ご機嫌麗しゅう。」
一の仮面の神が挨拶する。
その名はヌゥハラカンドゥ。
野太く雄々しい声だ。
「ご機嫌麗しゅう。」
ニの仮面の神。
その名はアラシバナカサナリ。
甲高い声だ。
「ご機嫌麗しゅう。」
三の仮面の神。
その名はクゥムトフシンガーラ。
涼やかな声だ。
「ご機嫌麗しゅう。」
四の仮面の神。
その名はコムヴァハツカネ。
か弱い感じのする声だ。
「ご機嫌麗しゅう。」
五の仮面の神。
その名は、シューカゥン。
低く唸るような声だ。
「ご機嫌麗しゅう。」
六の仮面の神。
その名はトクゥアドゥン。
ダミ声だ。
慇懃な中に若干剣呑な雰囲気が含まれている六中の声。
私は苦笑する。
この6柱は元々人間だった。
今は、小さな島の祖神として祀られ、厚く信仰されている。
それぞれひとかどの武人だったそうだ。
まぁ、その力の一部は、以前御嶽(オン)巡りをして、ありがたく頂いている。
その際のやりとりで、彼らの予定よりちょっと多くの力を頂いたものだから、少し、根に持っておられるようだ。
とはいえ、神力で言ったら、私の方が遥かに上になっちゃっているから、下手に出ているようだけれど。
「丁寧なご挨拶、ありがとう。」
「…本日は、どういうご用件かな?」
二の仮面の神が問う。
「うんとね、欲しい人がいるの。」
「欲しい人?」
「この島にいる子だよ。一人ね。」
「カカカカ…ヌゥハラの家…ヌースの倅を言うとるのじゃろ」
ダミ声の六の仮面の神が笑いながら指摘する。
「ヌースの所の倅…なるほど。」
と、三の仮面の神。
「そんな事はヌースに聞けば良かろうに」
と、四の仮面の神。
「ヌースは今留守じゃよ。」
と、五の仮面の神。
「そうそう、ハーティと共に島を出ておる。」
と、二の仮面の神。
「それではヌースには聞けないのぉ。」
と、三の仮面の神。
「カカカ…だから我らに尋ねて来たのじゃろぉ。」
と、六の仮面の神。
「如何するかの?ヌゥハラカンドゥ。」
と、二の仮面の神。
一の仮面の神は直ぐに答えず、沈黙が訪れる。
ちょっと気まずい。
しばし後、一の仮面は神が声を上げる。
「島の者は、我らの保護下にある。」
うん?
どういうこと?
「…そうじゃの。ヌゥハラカンドゥ。と、なれば…」
二の仮面の神の言葉と共に、いきなり6柱の雰囲気が変わった。
う〜ん。
これはやばいヤツと違う?
「我らが島の者を欲するなら、我らを倒す覚悟をお持ちですな?」
一の仮面の神が、唸るように問いかける。
ただでさえ重々しい声なんだから、シャレにならない。
倒す覚悟って、そんなものはないよ。
もっと平和的に応じてもらえるモノかと思った。
私、嫌われているのかな?
やっぱり最初の御嶽(オン)巡りの時がまずかったかな?
まぁ、でも、欲しいモノは欲しい。
「倒さないと、ダメなの?」
「カカカ…そうなるかのぉ」
と、六の仮面の神。
この神様の笑い声は耳に障る。
「そう、なら、しょうがないわ。」
「おやおや?本気かのぉ?」
と、五の仮面の神。
本気も何も、言い出したのは、そっちじゃない?
ちなみに私の神女(カンヌ)としての力、つまり神力は、レベルでいえば2ぐらいだ。
一方、六柱の神様方の神力は、それぞれ、レベル1ぐらい。
つまり、私は彼らの倍する力を持っている。
彼らが私に下手に出ているのは、そういう差からだ。
だけれど、私は一人なのに対して、彼らは六柱だ。
実際に戦うとなると、数の上では負けている。
そこに勝機を見出しているようだけれど…ちょっと舐めすぎじゃない?
ブワッと、空間を割く音が響く。
私は五の仮面の神に向かって火炎をぶつけたのだ。
「うぉ!?」
「何をする!?」
何をするって、倒さないとダメだって言ったのはそっちじゃない?
そうとなれば、私は速攻だよ。
「あなた方を倒すの。」
「イキナリとは、無礼な」
無礼とか言ったのは二の仮面の神。
私は、そっちにむかって火炎をぶつける。
私の火炎は風の力も伴っているから、単なる炎属性の攻撃じゃない。
「むぉぉ!」
「ち、散れ」
散られると面倒なんだよね。
私は残りの4柱の神々にも火炎をぶつける。
さすがに、奇襲出来るのは最初の2発ぐらいで、4柱らは、きっちり防御の姿勢を取る。
「舐めるな!」
と一の仮面の神。
でも、それはあくまで火炎に対してでしょ?
私はすかさず、氷槍を投げつける。
「ごあ!?」
「なんだ?これは?」
氷だよ。
南の島の神様には縁がないものだからね。
神力の実体化には、イメージが大事なんだよ。
それに、私は、まだ6歳の女の子なんだから、近接戦闘とか無理だし。
「ぐぁ!」
「うぎゃ!」
六柱の誰か——いちいち確認してない——が、悲鳴をあげた。
でも、そんなの信じられない。
私は間断なく氷槍を浴びせ続ける。
私が撃たれるは嫌だから、遠慮なんかしない。
やがて、神々が倒れ、ぐうの音も出なくなった所で、攻撃を一度止める。
油断させておいて、まだ攻撃してくる可能性があるから、一応巨岩を、ボロボロになっている六柱の頭上に用意はしているけれど。
「う…う。」
「……。」
うめき声は聞こえてくるけれど、それ以外は特に反応はない。
「おーい…生きていますか〜?」
て、神様は死なないから、生きてますか〜?もないか?
「キ、キサマ…。」
喘ぐように三の仮面の神が声を上げた。
まだ、そんな態度が取れるんだ。
私は三の仮面の神の頭上に置いた巨岩を投下する。
グシャっていう音が聞こえた気がした。
「うぎゃぁ!」
大丈夫。
巨岩は10秒もしないうちに消えるから。
でも、消えると同時に再び頭上に復活するんだけれどね。
「恐れ入りました…」
四の仮面の神が平伏する。
「誠に…」
五の仮面の神も続く。
「かかか…げに恐ろしきかな…」
六の仮面の神。
笑っているから、まだ余裕があるんだろうか?
続けて二の仮面の神、三の仮面の神も平伏する。
最後に一の仮面の神が、両手を付くが、他の神らと違ってやや頭が高い。
プライド?
プライドなの?
「…そなたの強さは…認めよう…。」
一の仮面の神がゆっくり声を出す。
「カカカ…少々卑怯ではあるがのぉ」
グシャ。
私は六の仮面の神の頭上の巨岩を落とす。
こういうのは容赦してはいけない。
「それで、これは、倒したって事になるのかしら?」
「もちろんです。」
四の仮面の神が平伏しながら声を出す。
こういう空気が読めるタイプは嫌いじゃないよ。
「じゃあ、私が一人連れ出すのに文句はないわね。」
「文句はありません。」
五の仮面の神。
「異論はない。」
「ワシも同じじゃ」
二の仮面の神、三の仮面の神も同意の声を上げる。
「それじゃあさ、ちゃんと祈女(ユータ)を通して伝えてね。」
「家族に…ですか?」
「そうよ。そのためにお願いに来たんだから。」
「はは!」
五柱が頭を下げる中、一の仮面の神だけが、俯くだけで頭を下げない。
「そっちの神様は異論があるの?」
「…う、うう。」
「申し訳ありませぬ。ヌゥハラカンドゥは、その者の祖神ですので」
二の仮面の神が庇う。
「祖神?だから何よ。」
「い、いや。ワシも異論はない…どうか面倒を見て下され。」
一の仮面の神が平伏する。
面倒はキチンと見るよ。
当たり前じゃないか。
フン…と私は鼻で返事をする。
なんかこの態度は、悪役令嬢っぽいな。
とは言え内心では、初めての神々との戦闘に、かなり冷や汗をかいていたのだけれどもね。
そのあたり、余裕ない態度になってしまったかもしれない。
クリスマスってイエスキリストが
産まれた日じゃないですか!
それでわたしよくよく考えてたんですよクリスマスについて
そしたら、あることに気付いてしまって。イエスキリストが産まれた日なのに、
なんで2日間もあるんだ!!ってことに(笑)
なんでかなーって思ってたら、昔と今では1日の時間みたいなのがちがうらしくて。
今は朝から夜じゃないですか、昔は夕方から次の日の夕方なんですって!
だからクリスマスは細かくいうと今日の夕方から明日の夕方らしいですよ~~
ケーキにお肉、そして、シャンメリー
一緒に食べて飲めるのは
クリスマスの時限定!
ほら!限定だよ!
今日と明日はおいしいお肉が食べれるよ!
サンタと一緒に食べたら
もっと美味しくなるよ(^ν^)
Xmasはみんなで楽しまなきゃ(^^♪
お歌を歌って~美味しい物食べて~
幸せな一日になる予感!
ドキがムネムネ~♪
あ、ムネがドキドキ~♪
でしたね、(*∩ω∩)
店のママとしてならば
一人の人材を無くすことは
本当に辛い。
子供を持つ親としてならば
人生は一度きり、やりたい事に
チャレンジして欲しい。
きっとやりたい事もなく
路頭に迷うようならば
卒業なんてさせない。
でも…やりたい事、挑戦したい事、経験したい事がちゃんと明確になっている以上
応援してあげたい。背中を押してあげたい。
遊びたい盛り、青春したい盛りに
沢山出勤してくれて、色々な経験や体験をして沢山の方々に出逢えた事を自信に変えてお守りとして…
2020年1月30日に胸を張って上を向き前に向かって卒業して欲しいと思っています。
どうしても、週末にふぅちゃんの顔を見ると泣いちゃうけど…
残りわずかな草加城をenjoyして欲しい。
ふぅちゃんに逢えるのは週末だよ
草加城でふぅちゃんと握手ッ!!
(*´艸`)笑
感謝でしかないのに
去年よりも盛れない(>_<)
年末のご挨拶ですね!
なんか、私を推してくれてる皆さんにありがとうを本気で伝えたい。
今年最後まで楽しみたい
異常に以上。
メリークリスマスだね!
前夜祭だけど!!
ちょっと冬っぽく洒落こもうと
雪の結晶のピアスを
探してたんですが、
見当たらなかったので
食塩の結晶みたいなピアスを
つけました!
新作(^^♪
のんさん抹茶好きですか?って
好きだよーって答えたら
新作なんですってくれた(^^)
さなもも
すぐじゃれ合うから
仲悪いと思ってたら
今日も2人してスタバ飲んでるから
本当は仲良しだと思う。
ありがとう、ごちそうさまです!
さなちん(°▽°)
私冬になったら絶対聞く曲があるんですけど、
確かNIVEAのCMで流れてた曲で
今午前二時の交差点で、
あの頃のように見つめ合って~♪
って言う感じの曲なんですけど
これ聞くとあぁ、冬だなぁって
感じるんですよね、
また君とって言う曲で
歌ってる人がJAY'ED
って方なので聞いてみて欲しいです(^^)
今日から4日間ミニスカサンタの格好ですね~~(((o(*゚▽゚*)o)))
みんなのミニスカサンタが見れて、わたしは目が潤ってしまいます(//∇//)
わたしはちょっと違う感じのサンタを用意したのですが、着てみたらすごいセクシーになってしまって混乱中です(p_-)
すごーく久しぶりの日記です!
生きてますし、城にもたまにおります!!
もう年末ですね…
令和元年が終わります(´・・`)
その前にクリスマスなんですね!
正直忘れておりました…汗
さて
実はわたくし報告があります。
2020年1月30日
その日をもって城を卒業する事に決めました!
姫のこと、ママのこと
おやかたさまのこと、城のこと
自分の人生のこと
色々葛藤して悩んで考えて
決めました!
これからもっと余裕がなくなると思ったから。
来月で31歳
15歳からバイトに明け暮れ城に出会い
城でいろんな事を学び人とふれあい
自分を少しは好きになれました。
城は私の核を作った大切な場所です。
昼の仕事をはじめまた違う経験をしました
人生で一回くらい正社員やってみたいって思ってたんですが
その機会ができたので挑戦してみる事にしました。
年齢的にも最後のチャンスかなってw
きっと辛いこともたくさんあるとは思う
でもやってみようって思ったので
決めました!
まだあと一か月ありますが
されど一か月。
城に来れるのは両指で数えられるくらいです。
7年間とてもお世話になりました!
あと少し、会えたら嬉しい。
どうか残り一か月よろしくお願いします(*^^*)
今日はサンタで出勤します
おはこんばんちわんっ!
まゆこです!
先日、風邪をひき熱も出てしまい2日ほどお店を休みました。
久しぶりに病院にイクので…
エロい女性看護師の白いナース服を目に焼き付けて…
なんて思いましたが、期待は大きく外れる事に(T . T)
体調が悪い時の薬は…
おねーたまの
フェロモンが
ワタクシの良薬なんですが、その日は普通のお薬を頂いてきました…とほほ。
幸い、今はなんとか治り出勤していますけど
今年もすでにインフルが流行っているらしいので
みなさまも充分にお気をつけくださいませー♪( ´▽`)
聞いてください聞いてください~!
この前人生で初めて占いに行ったんですよ^ ^
色々聞いてもらったんですけど、疑り深くて(笑)
話を聞いてる時ずっと半信半疑でした(^^;;
でも、一回は行ってみたかったのでいい経験しました(*´-`)
今日朝起きて、
なんか変えたいなーって思い、
前髪を切って女の子らしく
なって見ました\(^^)/
鼻の下辺りまで前髪伸ばしてたから
5センチくらい切ったのかなぁ
そろそろ髪の毛染めたいなぁ、
初アラビアン!!
ジャンプしたらシャンシャン♪
歩いてもシャンシャン♪
手を叩いてもシャンシャン♪
音を奏でた1日でした(´∇`)
楽しかったぁ、、、
次はクリスマス~!!
コスプレ楽しみにしていてください(^^♪
今日スーパー寄った時にですね、
お菓子コーナーみてたらですね、
わさビーフを買ったんですね、
それでですね、
家帰って食べたんですね、
そしたらですね、
とても美味しかったんです。
鼻につーんっときてすーってしました(OvO)
今日マックで
5000チャレンジしようと思ったんですけど
何食べようか迷って
結局3000円になっちゃったんですけど
それでも照り焼きバーガーと
ダブルチーズバーガーが食べきれず
そして、チキンナゲットも
食べきれませんでした( .. )
もうしばらくマックいりません、
今日はアラビアンナイトですね~~(((o(*゚▽゚*)o)))
アラビアンと聞いて、
あっアラジンのジャスミン絶対やろーって思ったのですが、わたしにそんな美貌はなかったです_(:3」z)_
髪型をさなちゃんに可愛くしてもらって元気100%です^ ^
さぁてねぇ。
と、いう事で、私は、私の小さな親衛隊たちに方針を伝えてから、一旦解散させると、思うところがあって、ウィーギィ爺(ジージ)とティガ、それに祝子(ヌルン)のシャナと船着場に出かけた。
一方、通いの祝子(ヌルン)であるセトとウシュムには残ってもらい、普段ティガやシャナがしているチュチュ姐(ネーネ)のサポートをしてもらっている。
本当はハーティの許可を得た方がいいのだろうけれど、この時期、ハーティは主子(ウフヌン)らを連れて海に出るため、留守だった。
大体2ヶ月から3ヶ月ぐらいは帰ってこない。
その場合、留守を預かるコルセに相談すべきなのかもしれないが、正直私はコルセの監督下って訳でもないのだから、自由にさせてもらうことにした。
あえてだ。
もしかしたらウィーギィ爺(ジージ)がコルセから小言を言われ、戻って来たハーティから叱られるかもしれないが、その場合は私が庇うつもりでいる。
私は計画的に「良い娘」でいる事はやめていく予定だった。
そして、本来は、ハーティの配下であるウィーギィ爺(ジージ)やティガの支配権を、なし崩しに貰ってしまおうとも企んでいた。
まぁ、徐々にだけれどね。
で、船着場に来てみたのだが、案の定というか、予想通りというか、誰もいなかった。
まぁ、用がなければ、誰も使わない場所なのだから当然だ。
ただ、そこを起点として、海沿いに歩いていけば海人(うみんちゅぅ)と呼ばれる漁師たちと出会えるだろう。
船着場は海につながる河口にあって、川幅がいきなり膨らんでいる所だ。
ただ、海への出口はマングローブのような植物が連なっているため、狭まれ、河岸からは海は見えない。
そのまま、船着場からマングローブのような植物林を抜ける道をしばらく進めば、いきなり開けて海岸へと連なる。
ウォファム海岸だ。
私はいつも島の中しかうろついていないから、直接海岸を歩くような事は滅多にない。
だから、植物林を抜け、目の前に海が広がると、ちょっと新鮮な気持ちになる。
「クィンツ様、日陰に」
植物林を抜けると、海岸にはもう日差しを遮る植物がない。
だから、ウィーギィ爺(ジージ)も祝子(ヌルン)のシャナも、慌てて私の頭に大きな葉をかざしてくれる。
私は日差しに弱いのだからしょうがない。
太陽は、まだ南の空の真ん中に至る半分の位置にあるのだけれど、朝早く出た海人(うみんちゅぅ)の小舟は戻って来ている頃合いだろう。
彼らは漁(と)った魚を一度下ろして、昼飯をとってから出かけるはずだ。
と、村で聞いてる。
そして、案の定、私らが海沿いを歩いて行くと、丁度、小舟を引き上げて居た海人(うみんちゅぅ)に行き当たった。
漁(と)りたての魚の匂いがプーンと香る。
「おはよう。ムーリィ」
私は思い切り大きな声を上げた。
小舟を引き上げるのに夢中になっていたムーリィと呼ばれた海人(うみんちゅぅ)は、私たちを見て、驚いたように頭を下げる。
「こ、これはクィンツ様。おはようございます。」
「朝の漁は終わり?」
「へ、へえ」
エーシャギークは南の島だ。
だから、住人はみんな真っ黒に日焼けしているのだけれど、海人(うみんちゅぅ)らはさらに黒い。
下帯一枚でお辞儀するムーリィも真っ黒けだ。
もしここに他の海人(うみんちゅぅ)がいたら、普通なら見分けがつかないだろう。
それでも、私はキチンとムーリィを見分けられる。
以前、海で怪我した時、たまたま村の海人(うみんちゅぅ)家屋群側にいた私が、祈女(ユータ)として癒したからだ。
さすがにその時、じっくり診たのだから、個別の特徴ぐらいは、しっかり掴んでいる。
「あの時はありがとうございました。」
「祈女(ユータ)の勤めとして、当たり前の事をしただけだよ」
「は、はあ。」
そう、実際私はその時の報酬をキチンともらっている。
だから、そんなに恐縮される筋合いはない。
本当は、報酬なんてもらわなくても構わないのだけれど、それだと他の祈女(ユータ)の収益を圧迫するから、祈女(ユータ)として動く時は、私はキチンと祈女(ユータ)の報酬をもらっている。
と言っても、海人(うみんちゅぅ)からは、魚何匹かを何日かに分けて、とかなんだけれど。
あーしまった。
あれ、普通にチュチュ姐(ネーネ)に渡して、食卓にあげて食べちゃったけれど、ハーティにコメで買い取らせれば良かったな。
そうしたら、少しはこずかいになったかもしれない。
今後の課題だ。
「今日はどういう御用で。」
「お願いがあるんだけれどね。」
「私にできる事であれば。」
「トクトウム島に渡りたいの。」
「え?今日ですか?」
「うん」
トクトウム島はイヤィマ諸島の真ん中にある三つの小島の一つで、エーシャギーク島の西にある小さな島だ。
舟で出れば、風向きにもよるが、一刻ぐらいで渡れる距離だ。
半日あれば余裕で用事を済ませて往復出来る。
とはいえ、往復させれば、当然午後の漁には出られない。
「報酬は払うよぉ」
「報酬など。頂けません。」
「そうはいかないよ。漁を休ませるんだから。」
私は後ろに控えるティガに合図して包みを差し出させる。
「アワと、キビと、ヒエ、各五合ね。」
「そんなに…」
いや、大した量じゃないでしょ。
コメでもないし。
「わかりました。魚を下ろしたら、早速にでも。」
そんなやりとりをしていると、赤ん坊を背負ったムーリィの嫁が、魚を受け取りにやって来て、頭を下げる。
「く、クィンツ様、おはようございます。」
「おはよう。」
「おい、クィンツ様はトクトウムにお渡りになるそうだ。急いで魚を下ろすのを手伝ってくれ。」
「は、はい。」
舟から慌てて魚を下ろそうとする海人(うみんちゅぅ)夫婦。
そんなに焦らなくてもいいのにね。
「ティガ、手伝ってあげて。」
「ん。」
ティガの年齢は正確にはわからない。
私が2歳の時にハーティがビヤク島から連れて来たらしい。
その時が5歳ぐらいだというから、もう9歳だろうか?
体の方は、もう14、5歳ぐらいに見えるのだけれど。
以前から無口の子だけれど、この返事はないな。
などと思っていると、
「コラ!ティガ!クィンツ様に対してその態度は失礼ですよ!」
シャナが怒声を上げた。
「あ、ごめん。」
「違います。『申し訳ありません。』でしょ!」
「あ…。」
空気が凍った。
ムーリィ夫婦は身を縮めている。
さすがにウィーギィ爺(ジージ)も庇えないと思ったのかティガを睨んでいる。
「も、申し訳ありません。クィンツ様…。」
「いいわ。ティガ。アーク家に仕える者として相応しくね。」
「はい。気をつけます…。」
「じゃあムーリィたちを手伝ってあげて」
「はい。ただいま!」
うーん。
ティガは私の小さな親衛隊に含んでいなかったから、教育の対象でなかった。
ぶっちゃけハーティの主子(ウフヌン)見習い的に思っていたんだよね。
でも、考えてみれば年齢の割に体が大きいっていうのは、力技系としては貴重な存在なわけだし——特に、これからやろうとしている計画においては——主子(ウフヌン)らにしてみても、チュチュ姐(ネーネ)の補佐的な事をずっとやっていたティガは、自分らの直属という意識は極めて低いらしい。
それもあって、ウィーギィ爺(ジージ)と一緒に私がもらってしまおうと思い直したのだけれど…そうなると、今後、ティガの躾は大事だ。
ティガは体の成長が人並み外れて良いから、今回はシャナの怒声に従ったけれど、早くキッチリ躾ないと、体が大きくなって、やがて舐めて誰の言うことも聞かなくなるかもしれない。
そうなると、せっかくの有望人材を破棄する事になるから、不味いよね。
魚の入ったカゴを頭に乗せて、ムーリィたちの後をついていくティガの背中を見ながら、私はティガの躾について、少しだけ頭を悩まして見た。
さて、ちょっと異世界冒険者みたいな事をしましょうかね。
私は、祈女(ユータ)として、村の家々を回っているわけだが、時々相談されるのが、害獣被害だ。
田畠を荒らす害獣(モンスター)を、どうにかして欲しいと頼まれる。
これには少なからずの村人が被害を出しているわけだが、何せ村人らは忙しい。
普段の生活だけでも、水汲み、洗濯、水撒き、作物成長状態の確認、次の作物作りの準備、収穫した作物の脱穀、加工、雑草取り、草刈り、薪拾い、薪加工、糸紡ぎ、反物作り、飯作り、土コネ、食器のそ焼き、食事の支度、赤ん坊の世話、雑貨物作成…などなどなど、やる事はイッパイだ。
害獣(モンスター)に対しては、相当な被害が出れば、本格的に動くだろうが、少々の被害では、泣き寝入りする。
なので、私あたりに相談が回ってくるわけだけれど、私にしても、今までは、大した事が出来なかった。
人間の匂いを警戒するケダモノの習性を勘案して、田畠の周辺に、人間の匂いを強烈化する、見えない結界を張るのがせいぜいだった。
まぁ、それでも、少しは被害を抑えられたらしいけれど。
とは言え、結局は、結界のない田畠に被害が移るたけだった。
だが、今回は20名の手勢を得たワケで、やれる範囲が増えた。
ならば、この際、害獣(モンスター)にはお引き取り願おう。
つまり、駆除してやる事にした。
言い換えれば駆逐だ。
元いた世界風の言い方をすれば「駆逐してヤルゥううううう!」だ。
さすれば、我が手勢に『見込み』がある事など、ハーティにはすぐ理解してもらえるだろう。
とは言え、季節的に夏の収穫時だったので、すぐ行動は起こさなかった。
村中が刈り入れに忙しい時だからだ。
なので、その間は子供たちも親元に戻して家の仕事を手伝わせた。
で、刈り入れが終われば、次はイリキヤアマリ神の祭りだ。
今度は祭りの支度が忙しい。
そして祭りなのだが、この時は私も、慣れて油断しまった為か、力の制御を間違えて、御嶽(オン)に集った女たちをほぼ全員失神させてしまった。
やべー、やべー、やり過ぎ、やり過ぎ。
失神から立ち直った女たちは、皆一様に体を抱きしめ、震えながら御庭に出て行き、パートナーたちに介助されながら帰って行った。
その様子を見ていた主子(ウフヌン)の中では影が最も薄いクゥトが
「来年は、赤子も大豊作ですな」
とか呟いていたのが、印象的だった。
まぁ、それなら、それでいいか。
それで、祭りが終われば、今度は種まきだ。
これまた村人らは、一家総出で…って…うむ。
流石にキリがないので、この頃から動き出す事にする。
まず、ウィーギィ爺(ジージ)に声を掛ける。
「爺(ジージ)は、田畠を荒らす害獣(モンスター)について何か知ってる?」
寝所のゴザに寝転びながら、大きな葉っぱを団扇のようにして仰いでくれるウィーギィ爺(ジージ)に問いかける。
エーシャギークは南の島だから、いつまで経っても暑いのだ。
ちなみに時間があれば、頭の方を祝子(ヌルン)のシャナが扇いでいる。
「もんすたあ?ですか?」
「ケダモノの事よ。田畠の作物を荒らすヤツ。」
私の説明に、ウィーギィ爺(ジージ)はヒゲを撫でながら「ああ」とうなずいた。
「イーノ…の事ですかな?」
「イーノ?」
ウィーギィ爺(ジージ)の説明によると、イーノは、3、4歳児ぐらいの大きさで、全身薄い毛に覆われた四つ足の獣(モンスター)らしい。
あんまり大きくないなぁと思ったのだが、舐めてかかると、猛烈な勢いで体当たりしてくるので、大怪我をするのだそうだ。
「数匹の群れで行動するので、一匹を仕留めようとすると、近くに潜む他のイーノに襲われるのだそうです。」
と、ウィーギィ爺(ジージ)。
やっぱり何でも詳しい。
にしても、なるほど、それは少々厄介ではある。
「爺(ジージ)はどこからそれを聞いたの?」
「祭りの夜に村人らと会話したのですよ。」
「ふ〜ん。」
御嶽(オン)の手前、御庭で女たちを待つ男たちは、そんなやり取りをしているのか。
まぁ、普段、村人全体が集まって情報交換するような場はないからねぇ。
「その、イーノの獲り方に詳しい人とか、村にいるの?」
「どうでしょう…何匹か仕留めたとか、自慢している人はいたようですが…。」
「それじゃあ、イーノを獲るのに詳しい人を探して、詳しい獲り方を聞いて来て。」
「え?私めがですか?」
「うん。教えてくれた人には、お礼に、父様から頂いた、アワ、キビ、ヒエ、各一升を渡すわ。」
情報料である。
私の特命を受けたウィーギィ爺(ジージ)は翌日から留守となった。
その間、寝所で寝転がる私を扇いでくれたのは祝子(ヌルン)のシャナだ。
なんだか嬉しそうにせっせと扇いでくれた。
ウィーギィ爺(ジージ)がいなくなった後、暇な私は木綴じを眺め、時々気が付いた事を書き込む。
と言っても、この頃の私はこの世界の文字をまだ覚えていないので、前の世界の文字で書き込みをしていたのだ。
そんなこんなで溜まった木綴(キトジ)は、かれこれ5綴りはあるだろうか。
私の分とは別にウィーギィ爺(ジージ)もメモを取っており、なんでも私に関する日報らしいのだけれど、そっちの方は10綴りとなって溜まっている。
こちらの木綴(キトジ)はウィーギィ爺(ジージ)が薪として集められた木々から、直接削り出して作ったものだ。
だから、ハーティがくれた木綴(キトジ)よりは、どこか不恰好で、歪(いびつ)なのだけれども、私のために木綴(キトジ)を作ってまで記録を残してくれるウィーギィ爺(ジージ)に、私は結構感謝している。
最近は、シャナに文字の手ほどきもしているらしい。
私にもして頂きたいものだが。
そして数日もすると、ウィーギィ爺(ジージ)はイーノの獲り方を聞いて戻って来た。
「クィンツ様、イーノを獲るには、まず、丈夫な縄を綯(な)うのだそうです。」
「縄を?」
寝所で寝転がる私は、数日ぶりにウィーギィ爺(ジージ)に煽られながら報告を聞く。
「はい。次に、それの片方の端を、引くと閉まる形の輪にするのだそうです。」
ん?
カウボーイの縄投げ見たいに使うのだろうか?
「それで?」
「もう片方の端は、太い木の幹に括り付けておくのだそうです。」
「木に括り付ける?」
「はい。そして、残りを適当に伸ばして放置するのだそうです。」
「え?放置するの?…罠かしら?」
「そういうものを森のあちこちに仕掛けていくそうです。」
私の疑問をウィーギィ爺(ジージ)は、なんだか無視して話しを続けた。
「森のあちこちに?」
「はい。それから、先が別れた枝を用意するそうです。」
先の別れた枝?
Y字型ということか?
「んんん?」
「その別れた枝の先っぽに引っかかりを作っておきまして、また、枝に継ぎ枝をして長く伸ばして置くそうです。」
「ふんふん。」
「それで、その先の別れた枝を持ち、森の見回りをするそうです。」
先がY字に別れた長い棒を持った男が、ジャングルの中を歩き廻る姿が私の脳内にイメージされた。
ウィーギィ爺(ジージ)は話しを続ける。
「そうしまして、森の中でイーノを見つけましたら、近くの木に登るのだそうです。」
「木に登る?」
「はい。そして木の上から、枝を下ろまして、先ほど申した、森のあちこちに隠しておいた縄の先、輪にした方を引き上げるのだそうです。」
「縄を引き上げる?」
「はい。こんな感じに。」
と、ウィーギィ爺(ジージ)は、右手の人差し指と親指でOの字をつくり、左手の人差し指と中指をV字にして曲げ、Oの字側を引っ掛け、引き上げるような仕草をした。
「こんな風に、先が別れた枝で輪の部分を引き上げてぶら下げるそうです。」
木の上から、男が、先がY字状になった棒をおろし、地面に隠された綱の、輪になった部分を引っ掛け引き上げる風景が頭に浮かぶ。
「う〜ん。なんとなくわかったけれど…つづけて」
「はい。イーノという獣は、常に下ばかり見ているので、その輪にした部分を鼻先にぶら下げると、首を通して、ややもすると気がつかないのだそうです。」
ああ。
と、私は納得した。
先がY字となった棒というのは、輪にした部分が閉じないよう、広げた状態で引き上げるためのモノか。
それで、広がった輪っかを、イーノというケダモノの頭を通す…と。
「本当に?」
そんな間抜けなケダモノなのか?
「はい。それで、うまいこと輪に頭が首まで通ったら、木の上に居たまま大きな音を立てるのだそうです。」
「音を?何故?」
「そこでイーノはびっくりして前に走るので、首にかかった輪が、ギュっと閉められるのだそうです。縄の端は木の幹に括り付けられているので、逃げられません。」
「あ、つまり、縄を引っ張る必要もないし、縄を掛けた人は木の上に居るから安全て事ね。」
「左様でございます。」
成る程ねと、私は感心する。
聞けるものはキチンと聞いておくものだ。
だが、このやり方は、そのまま私たちが使えるとは思えない。
私は日を改めて子供たちを集合させると、田畠を荒らすイーノの駆除をする事、また、実際に行われているイーノの獲り方について、ウィーギィ爺(ジージ)の聞いて来た話しを皆に伝える。
それから、彼らの意見を聞く。
「どう?このやり方は、私たちでも出来ると思う?」
私の可愛い親衛隊員たちは、お互いの顔を見合わせると、恐る恐る口を開く。
「出来ると思います。」
口では「YES」だが、顔は「NO」と言っている。
正直じゃないなぁ。
仕方がないから私は言う。
「そうね。出来ると思うわ。」
子供達はゴクリと唾を飲み込んだ。
私は言葉を続けた。
「でも、もっと簡単な方法をやろう!」
カラオケ教えてください!!!!
わたしに歌を教えてください。笑
最近プライベートで
ヒトカラに行って
精密採点とかやりながら
歌ってても
90点なかなか行かない…
前はすぐ90点代出てたのに…
そろそろボイトレに通いますかね?笑
いや、歌手は目指してないので…
楽しく歌って
楽しく呑んで
さっちゃんはねぇ
さくのさん居ますよ
楽しい一夜にしましょう、えへへ、てへへ( ´ ▽ ` )ノ
私がおさげちゃんしてるのは
年に3回あるかないか
貴重な髪型なんですけど
三つ編みできたら、
りょうママにお団子の方が好きって
言われて、でも今日限定で
三つ編み女の子ニナルノデ
ミニキテクダサイ。
アイニキテクダサイ(^^)
つい最近体調を崩してしまって、今年あと少しのところ何やってるんだろうと思いました( ̄  ̄)
ビタミンが足りないのかもしれないです、わたしにビタミンを恵んでください!!
そんな病み上がりで学校行ったら、お友達に温かい飲み物貰いました(((o(*゚▽゚*)o)))
持つべきものは、友ですな~
寒さが身に染みる
ってこうゆうことを言うのかな?…
毎晩毎晩寒いんだけれど。
日によって昨日よりは
あったかいとかいう日が
あるけれど…
今日は雨が降った割に
そこまで寒くない気が
してしまう…
凍てつく夜になるのかな?…
やってきたんですねぇ。
みみさんが、ロッテリアのチョコの飲み物持ってたんですよ。
私も去年飲んだんです。美味しかった。
もう1年が回ってきたのかってびっくり。
私も飲みたい。
1人で出来ることが最近増えてきたはずなので、1人で頼みにいこうかな。
勇気が出たら笑
ちくわって
調理法たくさんあるなって
今日思ったんですが…
わたし、煮物に入ってる
ちくわが好きです。
おでんのちくわも意外と美味しい!!!
名前をちくわに、改名しようかな。
なんで日は出てるのに
寒いのよ!!
服を着込んでもそれ越してくるくらい
寒くなるのよ!!!
ヒートテックたくさん買わねば、
今日からまた一週間
頑張っていきましょう!
そだ!インフルエンザが
流行し始めてきますので
感染しないようにお気を付けください(^^)
今日は出勤の時に、
ヒートテックの上に
Tシャツ着てその上に
トレーナー着てダウン着て
出勤したんですけど、
それでも寒いって、
真冬私生きていけるかな、