またひとつ大人になりました!
いいおんなになる!!!
ご帰城くださった御屋形
おめでとうと言ってくださったお屋形様
出勤してくれた女の子たち!
本当にありがとうございました(*´ω`*)
おはこんばんちわーん
まゆこっすー♪(´ε` )
次の草加城のイベントは…
12/18(水)戦国!ジハードナイトday!
だそうです。
アラビアンだそうです…
ちなみに…
こんな事改めて言うほどでもないですが…
ワタクシまゆこは
昨夜はお月様がコールドムーンとかいう
素晴らしきお月様だったみたい!!!
令和元年最期の満月だったとか!!!
この週末は
三大流星群の一つ
ふたご座流星群がみれるかも!?
土曜日から日曜日にかけてが
ピークみたいです(^^)
みんなでお星様に
お願い事しなきゃ~!!!
聞いてください!!
昨日と今日のわたしのご飯を!!
そうです!マクドナルドのナゲット15ピースです!!
ナゲット15ピースを1人で食べるというちょびっと贅沢しました\(^^)/
揚げ物、油物大好きなのでいくらでも食べれます(((o(*゚▽゚*)o)))
ゆうちゅうぶ見過ぎて
その時間を他のことに使えたなって
思う時が多々ある(;_;)
なんかね、魚捌くより…
貝類を食べたいって
最近強く思う。。
牡蠣もいいし、
サザエもいいなあ。
でも、やっぱり
今一番食べたいのは…ホタテかな!!
焼いてもうまい
刺身でもうまい
旨味の極みだね!!!
みみお、おめでとうでした!
なんか、成長成長!
なんとなく垢抜けて大人になったみみちゃん!背筋伸ばしてがんばってー(*´ー`*)
今うどんを召し上がってるのですが、
なんか、ヘルペスができてめんつゆしみます。
そして、お外が寒い
私そー言えば居酒屋で一番好きなの、
つぼ八 だったことを思い出しました。
コーンバターは、最高に贅沢な食べ物です。
そして、明太子おにぎりのまんなかの明太子のさわり心地めっちゃ気持ちい
ありがとうツ!!って
湧いてきました。
みみおの城で迎える4度目のbirthday!!
久しぶりに姫達フル出勤でした。
いくつになっても
愛されキャラのみみお(*´艸`)
みみおを笑顔にしてくれて
本当にありがとうございます。
素敵なbirthdayでした。
昨日はみみさんの
birthdayイベントにご帰城して下さった
皆様!ありがとうございました(^^)
白と青のドレスに包まれたみみさん!
とても美しかったです(*∩ω∩)
そして、胸元に付けていたからあげクン
みみさんらしかったです!
あまり話したりしてなくて、
でもずっとお話したくて
最近少しずつ会話できるようになってきてて
私はすごく嬉しいです、
全然気が使えてない後輩ではありますが、
これからもよろしくお願いします(^^)
そしてみみさん!だいすきです!!
我らがピンク代表!
石田みみさんの!
birthdayの日です!!!
みなさんみみさんのドレス姿を
見に来て欲しいなぁぁぁ(´๑•_•๑)
今夜は草加城で盛り上がりましょう!
ご帰城お待ちしております!!
みみさんお誕生日おめでとうございます!
いよいよ今夜!!
みみによる
みみのための
みみのbirthday(*´艸`)笑
みみに逢うために
みみにおめでとうッ!!を
伝えるために…
今夜は『草加城』に集合!!
\(^o^)/
こちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
12/11(水)石田みみ誕生祭
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑まだまだ
書き込みできまーす!!
みみーーーーー
お誕生日おめでとうッ!!
白と黒ならピンクッ!!
みみおらしい(*´艸`)笑
今夜は12/11(水)石田みみ誕生祭です。
みんなスパイスを持ち寄って
今夜みみちゃんにフルコースを…
かもがネギ背負ってきたら
かもねぎ?!
頭に浮かんだ言葉だから
ちょっと使ってみたかった!笑
そんなこんなで
本日、女の子フル出勤みたいです。
ふうかさん
あくあさん
すずさん
みみさん
めぐか
もも
さな
みやこリーダー
るいチーママ
りょうママ
そして、そう私!
すごい、勢揃いな感じ(^^)
特別感あるね~(^^)
最高かよっ!?
突然なんですけど、わたしディズニープリンセスの中で上位に入るくらい好きなのがマーメイドプリンセスのアリエルなんです。
写真を見返してたら、ディズニーの写真が出てきて(笑)
小さい頃はマーメイドになりたかったなぁ~~
赤ワインを始めて飲んだ時…
なぜ、グラスをクルクル回すんだろうとか
舌の上で転がすとか
全くわからず、呑みすぎて酔っ払った記憶しかなかったけれど…
赤ワインには、牛肉系
白ワインには、魚系
ワインって奥が深いなって
思いました!!!!
次は白ワインかな?…
大人の階段のぼる~ってこうゆうことなんだなとふと思った今日。
私はまだシンデレラだったり??笑
するかもっ!?
どうしようどうしよう、
ハマった、ハマってしまったよ、
りょうママ、のんさん、
鬼滅の刃ハマってしまった(><)
まず鬼滅の刃の曲の紅蓮華っていう
曲にハマって興味本位で見てみたら
ハマってしまいました、
家にひきこもって見ます。
禰豆子可愛すぎる。
やったぁー
休みだぁ!
せっかくなので…
下半身の
煩悩を振り払いに行きたい…
でも風邪気味だから掃除して
布団の中で大人しくしています( ´Д`)
こんな寒い中
私は寒さに勝つため
ショートパンツで出勤してる
馬鹿でございますー!!!
いや違うんです、
馬鹿じゃないんです、
冬の寒さは生足でもいけるんです、
その分上は着込んでおります、
しっかりヒートテック着用\(^^)/
ヒートテック最強!!!!
夏になれば暑いぞ、埼玉
冬になれば寒いぞ、埼玉
どっちにしても
気温差に弱い私。
そんな中私は…
ホタテが食べたい!!!
最近ハマった貝類は…
つぶ貝なんですけどね。
やっぱり、みる貝食べてみたい気持ちはあるな~(^^)
気になる(゜ロ゜;
いいよね、競馬、って、やらないんだけど、
馬のお尻のフォルムが好き。
筋肉質で
いや、今一番気になるのは、大井競馬場のイルミネーション(-_-)って寝過ぎました(゜ロ゜;
今日も1日頑張りましょう
おはようございます~!
今日は曇り空ですね_(:3」z)_
曇り空だと気持ちも晴れないし、寒く感じます( ̄  ̄)
12月始まったばかりなのに、わたしはもう寒さに耐えられません、、
そろそろ冬眠しどきですね(・・)
おはこんばんちわーん
まゆこでぇす!(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)
アルコールを飲まないワタクシは、普段お茶かコーヒーを嗜んでおりますが…
この度、セブンから新発売された…
キリマンブレンドを飲みました!
…うまい…
正直、味の違いはあまりわかりませんが…
なかなか好きな味です。
特に寒い朝に飲むコーヒーは格別です。
キリマンを飲みながら…アゲマンの○○マンと…
はぁ…マンという言葉に弱いわぁ…
ま、タワマンとかそういうのには縁がないので、せめて…せめて…
アゲマンとお知り合いになりたい今日この頃です。
スタミナつけなきゃな、
そろそろ!!!
ビタミンたくさん摂取しようが
アルコールたくさん摂取しようが
引くときは引く。
怖いから、
スタミナに頼る!!!!
精力?
性欲?
とりあえずつけよう!!!
つけれるものは
つけよう!!!
と思います!!!
この間マスクが欲しくて
ずっと気になってた黒マスクというものを
買ってみたんですが、、、、
やっぱり付けると韓国人意識してるのでは、
ないのかと…勝手に思ってる自分がいて、
でも、着け心地は普通のマスクよりも
全然つけやすいから、ハマりつつある(^^)
耳も痛くならないし、通気性抜群だし
うん、でもやっぱり恥ずかしいけど
今日も、黒マスクを付けて
出勤してきました(´∇`)
昨日は、本当に皆に愛されてる事を実感した日だったんですよ。
いや、常に愛されてるんですけど。笑
こんな私と一緒にいて笑って話を聞いてくださる皆さんがいて、私は本当に幸せ者って話です。
ももちゃんが、
目の浮腫みにはスプーン!
スプーン冷やしましょ!
ってオススメしてくれたので、
しっかり、スプーンを冷凍庫に入れてキンッキンに冷やして目のマッサージしてきました笑
中学生の頃からのお供。
久々に付けてみたけれど
やっぱりヴェポラップないと
鼻づまり良くならない(;_;)
寝てる時鼻が詰まるのが一番辛い!!
鼻づまりってすぐ解消する方法ありませんかね?…(^^)
ビタミン、いや、栄養を
飲み物だけで取れちゃう素晴らしさ、
好きですよ、KAGOMEの野菜ジュース。
紫はダントツおいしいです。、
飲みたい時にコンビニで買えるところも
素晴らしい!!!!
野菜生活大好き人間!!!
インターネットYahooサイトでキッズメニューのゲームのコーナーってあるの知ってますか??
わたし、昔それが大好きでいろんなゲームをやっていたんですよ~~
最近思い出してやったらやっぱり楽しかったです(笑)
前に足に大きな痣ができましたけど
今度はおでこに火傷…
ドライヤーを使うたびに
ヒリヒリ痛みが(>_<)
薬を塗ってるけどまだ治らない~(´;ω;`)
来週の水曜日は
寒い日ほど星が綺麗に見える。
暗い程綺麗に見える。
闇の中でも光るから
星って綺麗なんだろうな。
そんな訳で
幸せを見つけるって簡単に見えて
簡単じゃない。
けど、大きい幸せを望むばかりでは
いけない。
今日の小さい幸せは…
また、今日から呑めること!!!
わたし、クレヨンが全色揃ってる
あのカラフルな色みると
ステキな気持ちになる!!!
あれだけで幸せって思える(^^)
今日はこんな呟きでした!!!
いつのまにか12月や!!!
師走、師走(;_;)
師走になりたい。
引きこもりなんかに負けたくない
ので、
誘ってください。
私との楽しい忘年会!
いきたいとこいっぱいなの!
つれてって。
予約受付中です。
ついでに、年明けも予約受け付けてます。
とりあえず誘って!
誘えない主義の私は、きっと断らない!はずあ、でも、気分が優れるかどうか笑
勝手にプレイリスト組まれてました。
2019年こんな曲を聞いて行動してました。
ちょっとは、私の好きな曲わかってもらえますか?
にしてもバス待ちが混んでますわ!
寒いですね!
忘年会ももうすぐです。なんとか乗りきります。
実家で、伝授してもらった簡単漬け物。
簡単便利酢or酢飯
大根、カブ、きゅうりetc お好み量
柚子 2つ
(昆布茶 少々 無くても可)
野菜を薄切りにして、ポリ袋に突っ込む
柚子の皮を剥いて、実を大雑把に種取り除いて絞り入れる。皮も突っ込む。
お酢を野菜に被るくらい入れて、揉み込む
次の日からもう完璧浸かっております!
美味しくて、ここ4日、ずっとポリポリポリポリ家で食べております笑
ぜひ、お試しあれ。
年が極まる12月『極月』!!
12月に入って極まる所か
この師走に体調を崩すどころか
身体を壊すと言う(;_;)
入院はせずに済んだけど
投薬治療、点滴治療で38℃台の熱も
下がりやっと復活出来そう!!
大晦日まで残り25日
令和元年も残り25日
楽しく過ごしたーぃ!!
快気祝い!!
復活祝い!!
忘年会!!!
令和元年終了祭!!
令和元年同窓会!!
この際なんでもいい
どうせ人生なんて一度きり
いやいや一度きりの人生!!
楽しまナイトっ!!
今日はドレスを着ているんです^ ^
だからルンルンです(≧∇≦)
普段着ないから気分あがります~~
いつもと違う雰囲気をかもしだしていますよ~\(^^)/
ちなみに、ダンスはまた次の機会にしました(T . T)今日はお歌の方に回ります^ ^
聞くに耐えないと思いますが、可愛い可愛い方たちが可愛いダンスを踊っていますo(^▽^)o
今日はダンス踊りますよ!
恋するフォーチュンクッキー
アイドルになりきれるかな??
みんなドレス着てダンス躍るので
ご帰城お待ちしております\(^^)/
ダンス踊れるかとても不安だけど
精一杯頑張ります、
見に来てください(^^♪
「父様」
私は夕食後の母屋で、ハーティの前に座ってハーティを呼ぶ。
一応ウィーギィ爺(ジージ)も脇に控えている。
あれ?
以前もこんな状況があったな。
…そうだ、あれは、塩を作らせてくれと願い出た時だ。
あれから2年経っている。
そいえば、季節も同じ、夏に向かう頃だ。
私はちょっと懐かしい気分になった。
「どうした?」
「お願いがあります。」
ハーティは、ギョロリと私を睨む。
2年前は思わず目を逸らしてしまったが、今はもう逸らさない。
私はじぃっとハーティの目を見つめる。
「…うむ。何だ。」
「供物から、少しばかり、私が必要としている分を、分けて頂きとうございます。」
ハーティは押し黙った。
それからゆっくり口を開く。
「理由は?」
「私の従者見習いの報酬として。」
「…そうか」
それだけ言うと、ハーティは再び黙った。
目を瞑り、腕組みして考えている。
「アワ、キビ、ヒエ、各1石ずつ与える。それで鍛えるだけ鍛えて見ろ。見込みがあれば、また考える」
アワ、キビ、ヒエかよ!
しかも各1石かよ!
シビアだね。
それに見込みの有り無しって、何基準で判断するんだよ!
とか、各種ツッコミを、私は顔に出すことはしない。
「ありがとうございます。」
と、手と付き、頭を下げる。
五穀と言われるものがある。
一般に、コメ、ムギ、アワ、ヒエ、キビ。あるいは、そのいずれかと代わって、マメだ。
要するに主食になりうる穀類だ。
村人らはこれらを順繰り生産している。
もちろん、一番美味いのはコメだ。
だが、コメには大量な水が必要で、耕作地は限られる。
なので、コメが生産出来ない場所、それぞれの特性にあった土地で、他の穀類を生産する。
うちのご飯が美味しくないのは、コメだけでなく、他の穀類も混ぜて炊き上げるからだ。
純粋にコメだけのご飯なら、旨味が全然違う。
エーシャギークの島は、かなり暖かいから、大体の穀類は二毛作だ。
特にコメの収穫はかなり大事で、だから、収穫後には祭祀が執り行われる。
ウォファム村の場合、それがイリキヤアマリ神の祭祀だ。
コメは最も売れる。
ただし、売れるといっても、現金収入になるわけではない。
そもそも、このあたりの島々では、現金である銭はほとんど見かけない。
銭の根源となる貴金属が取れないからだ。
なので主流は物々交換である。
エーシャギーク島の強みは、この人気穀類のコメがそこそこ採れる所だ。
繰り返す事になるが、コメを作るには、大量の水と、また、ある程度の水平地が必要だ。
エーシャギーク島には、そこそこ高い山があり、その結果、そこそこ水を湛えるから、そこそこ川になって流れる。
またそこそこ平地があるから、切ひらいて耕せば、そこそこの水田になるのだ。
なので、他の地域よりはコメがそこそこ採れる。
しかし、あくまでそこそこだ。
もっと言えば、他の島々に比べれば…というぐらいだ。
なので、コメだけを主食とし得ないのだ。
つまり、他の穀類と混ぜ合わせて頂くという事になる。
というか、そもそもコメは売れるから、消費は出来るだけコメ以外の穀類で…という感じだ。
だからハーティはコメ以外のアワ、キビ、ヒエを与えてくれた。
これが各1石。つまり、合わせて3石。
1石というのは、大人一人の1年間の消費量だと言われている。
私が養うのは20名の子供だから、3石だと、一人あたりにすれば、だいたい2ヶ月半から3ヶ月分ぐらいか?
親たちには、2、3ヶ月分のアワ、キビ、ヒエを渡すから、お宅のお子さんを貸してねってお願いする事になる。
それで、見込み…使えるか、使えないか、結果出せと。
まぁ、ハーティの立場なら、そう言だろう。
予想していたが、やっぱり甘くないなぁ。
コメだったら、親たちは大喜びだろうけれど…コメはダメか。
さらに言うなら、10歳以下の子供20人でどんな結果が出せと言うのだろうか?
だが、当然だ。
それぐらいのシビアさがなければ、主(ウフヌ)になどふさわしく無い。
ということで、ええ、出しましょうとも。
結果をね。
我に勝算ありだ!
明日のダンスに向けて、只今奮闘中_(:3」z)_
実は草加城で踊るのがはじめてだったり、、
ダンス音痴•リズム音痴としては人一倍頑張らねば、、(*_*)
みなさん、下手でも多めにみてください~~
私は朝、水を沢山呑むようにしてるんです!
肌荒れがすごくて甘い飲み物を
やめようと思ってお茶かお水生活
始めます!!
どうしたら肌荒れ治るんだろ…
最近またすごくてほんとに悩む( .. )
おはこんばんちわーん
まゆこでっす( ´Д`)
今年2019年も残す所あと一ヶ月を切りましたね…
そういえば年末恒例の、2019 ユーキャン新語・流行語大賞が発表されて
今年の年間大賞は「ONE TEAM(ワンチーム)となりましたね!
その他トップ10には「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「#KuToo」「◯◯ペイ」「免許返納」「闇営業」「令和」が選出されたらしいですねー!
タピオカも流行りましたし、ラグビーも盛り上がりましたが皆さんの今年の流行語はなんですか?
ワタクシですか?
ワタクシは…
大賞は「モンスト」
他は「麻雀」「下ネタ」
と、なんとも…
ま、下ネタと麻雀は毎年ノミネートされますけどね♪(´ε` )
来年も変わらないと思う欲望丸出しのまゆこです!
最近というか結構前から
私が好きなYouTuberがいるんだけど
かのックスターって言って
別に大食いなわけじゃないけど
沢山食べる動画を上げてて
喋り方のくせが強いんですよヽ(*^^*)ノ
その人がご飯食べてる時に
コーラ飲むんだけどその時に
僕のお友達のコーラー↑って
紹介するんです!
少し食べ方汚いけど
面白いから見て欲しいなって思ったので
ちょっとした紹介的な感じで
気になったら見て見てください!
もう今日で12月2日目ですね~~
今年も残された日にちもわずかだし、年末に向けてお部屋のお掃除しなければ(°_°)
12月に入ったからなのか、本格的に寒くなってしまいましたね~
今日なんて雨降ってたのに、何故かミニスカートを履いてきてしまったわたし(*_*)
外出て後悔しました(笑)
外出る際はあったかい格好してくださいね~~
パワーもらいに
そろそろパワースポット巡りにでも
行ってこようかな?…
正義は必ずたたえられる
曲がったことは大嫌い。
って言いながら
わたしたぶんへそ曲がり~
みんなから教わった事
吸収しなきゃね。
弱火弱火!!!
だれかそろそろわたしに火加減のダイヤルつけてください。笑
今日から師走の月になりましたね。
ただでさえ寒いのにもっと寒くなるのは
辛いなぁって感じ、ですね、
冬は着込めば何とかなるけど
冷え性の私にとっては
地獄でしかない…
そしてあっという間に1年が終わりますね、
この間令和になったと思ったのに、
半年ってこんなにすぐ終わるのか、
学生の頃は授業終わるのが
あんなに遅かったのに
歳とるのはこんなに早いとは
もう怖い…
君がいない夜だって
そうno more cry もう泣かないよ
頑張っているからねって
強くなるからねって
君もみているだろう
この消えそうなそうな三日月
ということで、寒いな~と思いパッ!って
空見たら月が三日月ぽくて
三日月聞きながら電車に揺られております、
さて、6歳の私のテーマは、いかに自分直属の部下を持つかであった。
私には3人の祝子(ヌルン)がいたが、正直全然数が足りなかった。
守役のウィーギィ爺は、私の部下というより、明らかにハーティの部下だし、ティガもチュチュ姐(ネーネ)も、分類するならハーティの部下だと言える。
まぁ、ハーティの部下であろうと、何かあったら私の味方になってくれるなら、それで良い。
ハーティの主子(ウフヌン)であるコルセは、母屋で寝泊まりしていたからよく顔を合わせた。
このコルセも、なんか懐柔出来そうなので、私はちょいちょいと声を掛けていた。
朝夕の挨拶はもちろん、ハーティ達と食事をする際とかもだ。
日々の努力のおかげで、コルセは私にかなり親しんで来ており、最近では自分の方から挨拶をするようになっている。
よしよしだ。
私が祈女(ユータ)的活動に積極的なのも、理由があった。
祈女(ユータ)の仕事とは、一種のカウンセラーである。
村人らの悩み相談…主に健康的な事…を聞き、祈祷してあげる。
まぁその過程で説教もするわけだが、大体の場合は、ご先祖様への信心がどうのこうのという方向に話しが持っていかれる。
別に間違っているというワケでもないが、私の場合は、手洗い、うがいをしろとか、体を冷やすなとか、そういう前の世界では当たり前な健康常識を伝えるようにしていた。
そもそも歯を磨くという習慣もないのだから、歯磨きの習慣も普及させたい。
だが、その前に歯ブラシもない。
とりあえず、手を洗った後、指で磨いておくよう伝えている。
それが習慣化するなら、歯ブラシが出来た時、普及が早いだろうと、まぁ、それが現状のレベルだった。
私は伝説でしか語られない神女(カンヌ)だから、村人はありがたがって指示に従う…なんて事はなく、私が可愛いから面白がってハイハイとは言うけれど、実行性は半分以下っていう所である。
そもそも村人らにしてみれば、神女(カンヌ)だと言われてもピンと来ない。
あくまで祈女(ユータ)内での伝説だからであって、一般村人らにはどうでもいい事だからだ。
それより手洗いにしろ、うがいにしろ、歯磨きにしろ、カメに溜めた貴重な水を使うわけだから、水の無駄使いに思えただろう。
とは言え、病人の治癒に呼ばれた時に行う、例の花火式空気洗浄には、びっくりして感心はしてくれるのだが…。
とまぁ、あまり効率が良いとは言えないのにも関わらず、祈女(ユータ)として村人らの家々を回るのは、その家の子供達と親しくなるためだ。
少し話してみて、見込みがありそうだと思えば、ハーティの許可を得て、後日家に呼んだ。
うちに来た子供たちには、まず、忠誠というものを教える。
「忠誠とは、真心を持って、従うという意味です。」
とりあえず、私がこう言うと、子供たちは大体、何言っているのかわからないという顔をする。
「ちゅーせい?」
「そう、忠誠です。」
「ちゅーせいって何?」
「真心を持って、従う事です。」
「まごころ?まごころって何?」
「嘘偽りのない心って事ですね。」
「うそいつわり?」
「嘘とは、本当でない事。偽りとは、騙す事だよ。その反対の正直な気持ちが真心。」
大体こんな感じのやりとりだ。
最初の何人かは私が直接教えていたが、そのやりとりを何度も見ている祝子(ヌルン)たちに途中からは任せるようにした。
忠誠心が育てば、近世への道は近い。
意味をどこまで理解するかどうかは後回しで、とりあえず、忠誠心という言葉を普及させるのだ。
忠誠心なんて自然に育つべきものではないか?と思うかもしれないが、そんな事はない。
誰かが強いて教えなければ、積極的な理解も普及もない。
と、言う事で、忠誠心の具体的な例として、まず、私に跪(ひざまず)いて、忠誠を誓わせる。
「私○○はクィンツ様に真心から忠誠を誓います。」
○○の部分は自分の名前だ。
祝子(ヌルン)たちに続いて、子供たちに唱和させる。
それから、母屋にハーティがいるなら、許可を得て、母屋の土間で、ハーティに向かい跪(ひざまず)いて挨拶させた。
ハーティがいなくとも、コルセがいれば、コルセに挨拶させた。
こういうのは子供の印象に強く残る。
普段あり得ない行為だからだ。
自分たちは、他の子とは違うという意識を植え付けさせた。
いわばエリート意識というヤツだ。
エリートというのは、責任が伴うのだ。
また、言葉遣いも改めさせる。
私に対しては最上級の敬語を使わせ、間違えたら、祝子(ヌルン)たちの叱責が入るようにさせた。
これも、子供達の印象や意識を変えるのに役立つ。
私が目をつけた子供らばかりだから、皆素直に応じた。
粗暴で、反抗的な子供は、ここでは排除している。
まぁ、そういう子は、そもそも、あんまりいないのだけれど。
そうして、私が目をつけた子供らは大体20名になる。
下は私と同じ6歳。上は10歳。
男女比率は男が12名、女が8名。
ウォファム村の人口から見れば、それが限界だ。
もっともウォファム村の正確な人口はわからない。
戸籍とかないから、誰も知らない。
それも問題だと思うのだけれど…。
それはともかく、私の集めた20名は、私の初期の家臣団となる予定だ。
どこまでも私に忠実で、私を立て、私を称え、つまるところ、私の権力の基盤とするのだ。
と、言う事で、私としては、この20名を、常に側(そば)に侍(はべ)らせたかった。
だが、現実というのは、大概面倒だ。
まず、親としては子供らにも生産に従事させたい。
何かしらの用事を言い付けたい。
村人の子として、当たり前に使いたいという要求があった。
これを解決しないといけない。
私は祝女(ヌル)として村の女たちに多幸感を与え、さらに祈女(ユータ)として村人らの相談にのり、病(やまい)を癒してもいる。
からして、無理やり、お宅の子を使わせろと命じれば、親の方も応じないでもないだろう。
だが、それは、各家としては生産性が落ちるワケで、無駄飯食いを養う事になる。
それは不満に繋がるだろう。
不満は私への信頼、忠誠心の低下を招く。
それは好ましくない。
対応として考えられるのは、子供らを私の専従とする代わりに、何かしらの報酬を与える事だ。
報酬があれば、少なくとも、無駄飯ぐらいとは言わせない。
とは言え、私には財源が無かった。
では、どうするか?
私は考えた末、ハーティと交渉する事とした。
私はハーティの祝女(ヌル)としてここ1年半ばかりは、ハーティ主催の祭祀を司(つかさど)っている。
おかげでハーティは、マィンツをナータ家からレンタルしていた時より実入りは良いはずだ。
私が各所から聞いた所によれば、マィンツのレンタル料は、集まった供物の4分の1から3分の1だったという。
これは莫大な量で、それだけハーティの予算は減り、ナータ家の予算は上乗せされていたという事になる。
さすがにそれではハーティ…つまりアーク家は、ナータ家に及ぶワケがない。
しかし、そこに私が登場した。
若干4歳強の私は神女(カンヌ)となりハーティ主催の祭祀を司(つかさど)り始めた。
さらに、それまで頭(ブリャ)に委任していた、ハーティ派の村の祭祀にも出かけて、司(つかさど)るようになっている。
そうした村では、祭祀を行っても、大して供物は集まらず、頭(ブリャ)は低予算に喘ぎ四苦八苦していた。
なので一部の村はハーティを見限り、フーズに付こうとする動きもあった。
まぁ、これは、ナータ家側も、祝女(ヌル)を派遣して祭祀を行うにしろ、マィンツを酷使しすぎるという事で断わられたのだが…。
そんな村へも、私は出かけて行って祭祀を司(つかさど)った。
すると、その時の供物は少なかったが、その次からは、どっと供物が集まるようになる。
村の生産性も爆上がりであった。
自分らが食っていく分ぐらいの生産物で良いやという発想から、私の行う祭祀の多幸感を求めて、女たちを中心に、必死に働くようになったからだ。
ということで、頭(ブリャ)は大喜び。
アーク家…つまり、ハーティへの支持も強まった。
な、ワケなのだから、少しは予算をまわせと、ハーティに求めても良いだろう。
と、私は考えた。
マィンツのレンタル料として、ナータ家に払っていた、供物の4分の1から3分の1とかいう無茶は言わない。
集めた供物の5分の1でいいから回して!
という、実に謙虚なお願いだ。
それぐらいの予算があれば、子供たちを私に専従させるための、親への報酬は賄えるはずである。
わたしの10秒チャージ
いや、10秒で飲みきれなかったけど。
今日は、欲求不満の色と言われる紫にしてみました。
紫好きって言うと
欲求不満とか友達によく言われるけれど
果たして本当にあっているのか?…
おばあちゃんに、紫好きって言うと
わたしも紫好きなんだよ~
持ち物ほぼ最近紫よ~って
笑いながら言ってくるけれど
大丈夫かなってなってしまうやないかい…
まあ、そんな呟きでした。
その後、私は、暇さえあれば、色んな御嶽(オン)を巡った。
御嶽(オン)に祀られる神様と言っても、みんながみんなイリキヤアマリ程力ががあるわけでもなく、また、イリキヤアマリ程、人格的自意識を持っているワケじゃなかった。
というか、イリキヤアマリが珍しい方なのだ。
ほとんどが、せいぜいペットの犬猫並みの自意識しか無いようで、訪れるだけで嬉しそうに尻尾をふって吼えたてる感じだ。
まぁ、最初に訪れたウシャギ御嶽(オン)は、それなりの人格的自意識を持った女神様ではあったが。
そういう人格的自意識がある神様は、しっかり囚えさせて頂いた。
そうでない神様は、大して力が揚がる訳でも無いので、一般的な対応となった。
あ、あと、明らかに男の神様というのもパスした。
たとえ、精神的なものであれ、男を囚えて取り込むというのは、納得がいかないからだ。
そんなワケで、6歳になった頃には、私の祈女(ユータ)としての能力はかなり高くなっていた。
まぁ、そもそも私は神女(カンヌ)なんだけれどね。
だが、いろんな神様の力を得たので、神女(カンヌ)としても、レベルで言えば、2ぐらいになったと思う。
え?
あまり上がってないようだって?
ふむ。
まぁ、仮に祈女(ユータ)だとしたら、レベル200だと言えば分かってもらえるだろうか?
その上、普通の祈女(ユータ)は最大レベル10ぐらいまでしか成長しないと言えば、理解して頂けるだろうか?
神女(カンヌ)というだけで、祈女(ユータ)と比較すれば、あり得ないレベルなのだ。
なお、神女(カンヌ)レベル2のうち、半分は、イリキヤアマリの能力だといえば、イリキヤアマリ自身が単独で結構高レベルである事も分かって頂けるかと思う。
私は他にも何人か神様を囚らえているが、それら全部と、御嶽(オン)巡りの結果が、レベル2のうちの残り半分を占める割合となる。
ちなみに祈女(ユータ)で言えばレベル200視点の私から見ると、マィンツのレベルは40ぐらいだ。
まぁ、マィンツは祝女(ヌル)だけれど。
何度も言っているが、祈女(ユータ)も祝女(ヌル)もやっている事に違いはない。
活動する場が、民間か官業かぐらいの違いだ。
だから、祝女(ヌル)のレベルも祈女(ユータ)のレベルも大差はない。
むしろ、才能より、頭(ブリャ)や主(ウフヌ)の身内だからという意味で選ばれる祝女(ヌル)は、祈女(ユータ)よりレベルが劣る場合が多い。
その中でレベル40というマィンツは、他の追随を許さない優秀さだ。
もっとも、このレベル40というのは、私の主観計測なんだけれどね。
祭祀を司る件に関しても、マィンツの指示に従い、ナータ家主催の祭祀を手伝った事ですっかりマスターした。
頭(ブリャ)や主(ウフヌ)主催の祭祀というのは、単に神様に祈祷を捧げるというより、集まった村人をどう気持ち良くさせるかという点において祈女(ユータ)の祭祀とは異なる。
それさえ理解すれば神女(カンヌ)である私には難しい事ではなかった。
私の場合、例の花火や光のシャワーという派手な演出が使えるだけ、村人らのツカミは充分なのだ。
その上、私は祝女(ヌル)でもないから、祈祷の言葉も覚える必要はなかった。
神女(カンヌ)は、思うように語る言葉がそのまま祈祷の言葉以上の意味になるからだ。
なので、マィンツがハーティ主催の祭祀に駆り出される事はなくなった。
ハーティ主催の祭祀は、私が司(つかさど)る様になったのだから。
マィンツを借りていた時は、ナータ家にレンタル料(金ではなく物品)を払っていたハーティとしては、かなりウホウホな状況になったと言える。
もっと言えば、私は祝女(ヌル)ではなく、伝説でしか語られない神女(カンヌ)なのだから、鼻も高々だ。
それまでマィンツを借りる度にホゾを噛んでいた分、鬱憤を晴らした気持ちだっただろう。
とは言え、マィンツには相当お世話になっていたから、表立っては素っ気ない態度で通している。
所で、ハーティ主催の祭祀といえば、例の、イリキヤアマリ御嶽(オン)の祭祀があるのだが、あの、舞ながら、裸になって踊り狂うというのも、年に2度もやるので、さすがに恥ずかしげもなく出来るようになった。
人間なんでも慣れれば出来る!
まぁ、祭祀に参加するのは、女だけという事もあるのだけれど。
ちなみに、村人らに多幸感を与えるという意味では、イリキヤアマの祭祀が最も強烈で効率的だと知った。
そして、やった事はないけれど、私は神女(カンヌ)なので、実はいつでもどこでもイリキヤアマリの祭祀が行えた。
という事で、私は6歳の頃は、ほとんど独り立ちした神女(カンヌ)だった。
私専属の祝子(ヌルン)も3人に増えていた。
12歳になったシャナと、今11歳のセト。それから10歳のウシュムだ。
シャナは通いではなく、私の寝所で一緒に寝泊まりするようになり、二人目を出産したチュチュ姐(ネーネ)のサポート役ともなっていた。
セトとウシュムは今のところ通いだ。
私の今の寝所では、そんなに寝泊まり出来ないからだ。
なので、新しい寝所を作るかどうかについて、検討されるようになっていた。
実はこれに関連して、そもそも屋敷群自体を引っ越しするかどうかも含めて、ハーティは迷っているようで、答えはすぐ出そうにない。
ちなみに、セトは私が5歳の時、例のイリキヤアマリの祭りの準備に、村の女子たちが集まっている中から、シャナと二人で選んだ娘だが、ウシュムは、ハーティの主子(ウフヌン)であるアバの娘だった。
政治的都合が優先された事例だ。
チュチュ姐(ネーネ)の子供も上は2歳になり、すっかり動き回るようになった。
名前はチュミだ。
女の子なので、将来的には私の祝子(ヌルン)になるのは決定していた。
これも政治的都合というヤツだ。
まぁ、そもそも祝女(ヌル)という存在そのものが政治的都合の産物なのだから、当たり前である。
最近生まれたばかりの子は男の子でウミュルだ。
こちらはハーティの主子(ウフヌン)になるのだろう。
こうやってみると、ハーティの家、つまりアーク家に住んだり通う人口は増えていた。
人口増は、私にとっては大事な問題なので喜ばしい事だった。
アーク家だけでなく、村全体の人口増も大事なのだが。
私は、神女(カンヌ)として、能力アップに成功したとはいえ、まだ6歳なので、この頃は出来ない事が沢山あった。
神女(カンヌ)としては、祈女(ユータ)よろしく、村の病気治癒祈祷に出かければ、大概の病気は治癒に至った。
なんせ神女(カンヌ)レベル2なのだから、当然である。
しかし、病気は癒せても食料問題を解決するには至らない。
どこかの神の息子よろしく、パンや魚を増やすなんて能力まではさすがに無かったからだ。
とはいえ、今はまだウォファム村の食料自給率は200%以上をキープしていた。
でなければ、祭祀の時に村人が捧げる物はほとんど無くなる。
私が問題視しているのは、今の話しではなく、将来的な事だ。
現在の食料生産量では、食料自給率はどんどん下がる。
それはつまる所、祭祀の供物が減る事であり、アーク家の収入が減る事を意味していた。
もちろん、人口が増えれば、新しい耕作地が開墾されるワケだが、それがそうそう順調に進むとも限らない。
そもそも新しい耕作地を開墾するという手法だけでなく、収穫量を高めるという方向性だってある。
そのあたり、新しい知恵、技術の発展が必要だが、そういう発想や考え方を今の村人らに理解させるのが難しかった。
何故なら、具体的なサンプルが無いからだ。
たとえば、私は、前の世界での知識から、米の収穫量は、江戸時代から現代にかけて10倍以上も上がった事は知っていても、それがどうやってなのか?までは知らない。
もちろん近代になってからの機械化の影響もあるだろうが、それ以外の長い知恵の積み重ねもあるだろう。
簡単な事例で、脱穀だってもっと効率的に出来るはずだ。
今は一本一本手で引き剥がしている。
だが、農業従事者でないのだから、それらの知識は皆無だ。
実際に作業をする、村人ら自身が、創意工夫してもらうしかない。
塩の時みたいに、実際に作って見せらたら話しは一気に進むのだろうけれど。
塩といえば、塩は炉、つまり鍛冶場で副産物的に生産されるようになっていた。
ハーティが手配したのだけれど、毎日、小壺半分ぐらいの塩が作られている。
少ないが毎日の作業となれば、村の需要を賄う事はギリギリ出来た。
しかし、マィンツが持ってきた味噌の自家製造にはまだ至っていない。
大豆は生産しているのだが、レシピを知らないのだ。
この点に関しては、ナータ家の方が進歩的で、どうやら味噌製造に到れたらしい。
そこには、マィンツが何度も口にしていたソゥラヴィという人物が関わっているようだ。
…ソゥラヴィこと、ナーク・ソゥラヴィ。
ビヤク島の豊海親(トゥユミヤ)だという。
豊海親(トゥユミヤ)というのは、エーシャギーク島でいう所の本主(ディウフヌ)に当たる。
つまり、ビヤク島では最も権力者という事になる。
ちなみに、エーシャギーク島では、今のところ、本主(ディウフヌ)は不在だ。
ハーティと、マィンツの兄である、ナータ・フーズが、その称号を争っている所である。
あ、ハーティもマィンツの義兄だった。
ハーティは結構頑張っているようだけれど、フーズは既にエーシャギーク島の南西部にあるトゥノスル村、ウォクア村、エーシャギーク村、ウラクア村の四つの村を完全に支配下に置いている。
私がナータ家主催で手伝ったのは、この四つの村の祭祀だ。
その上で、フーズにはビヤク島のソゥラヴィが後ろ盾についている。
おそらく、味噌の自家製造成功もソゥラヴィの援助があったに違いない。
こちらが塩なら向こうは味噌だという事らしい。
仲々ライバル意識が激しい所だ。
こっちだって、レシピさえ手に入れば、味噌ぐらい作れるっていうの。
なんなら醤油だって作ってやるさ。
まだ全然わからないけれど。
私としては、ハーティが偉くなってくれないと困る。
ハーティの権力が高まれば、その娘である私の権力も自然に高まるからだ。
もっとも、ある程度高まったら、私はハーティより実力を示して、ハーティよりはるかに高い権力者にならなければならない。
でなければ、かなりの高確率でハーティの嫁にされそうだ。
それは全く、私の本意ではない。
今日一日でしゃっくりが4回も
発生してるんですけど、
そろそろ腹筋割れるんじゃないか、
って言うくらい
止まらなすぎて(T_T)
誰か止め方教えてください、、、、
そして今日の気温はなんと、
新しいカップで
あったかい飲み物飲みながら
グラノーラ食べようと思ってたのに…
グラノーラの存在忘れて
朝からうどんを食べました。
あーーーー、ショック。
明日の朝はグラノーラ!!!
お洒落な朝活したいから!!
最近鬼滅の刃がすっごくはやってますよね~~!
みんな面白いって言っていたので、ずっと気になってて最近ついに鬼滅の刃を見終わったんです!!
いやーなかなか面白かったです( ̄▽ ̄)
ひさびさにアニメを最初から最後まで見た気がします(笑)
1話~27話まであるので長くて、でも早く見たくてお家帰ってすぐ見たりしてました~
来年に映画化するみたいで、すごく楽しみです(((o(*゚▽゚*)o)))
水の呼吸 壱ノ型 水面切り!!!
なんなんすかね。
去年の今日は、なんかリア充だった
なんか、寒いとやる気起きない。
晴れてたことすら知らなかった今日。
リア充じゃない理由わかった!今日まだ一食しか食べてないからだ!!!
パスタやでパスタデリバリーしたら
ピザーラからのお届けだった。
どうりでうまいわけ!
デリ活から抜け出したい。
そんな引きこもり日記。
デリバリでは、なくでりへ〇でも呼んでみようかな!
外出た時はうわ、寒いっ。てなるのに
歩いてると日向あったりで
あー暖かいってなったり、
けどよーく考えて見ると
やっぱり寒いみたい(T_T)
これからの季節はヒートテック絶対
だからね、新しいの買わなきゃ
冬は、マフラー 手袋 ヒートテック
必需品!!
おはようございます!
寝すぎて今日は目覚めがとても良き\(^^)/
朝風呂で朝活なんつって、
今日は!11月29日
いい肉の日なんです!
いい夫婦の日から一週間後に
いい肉の日なんて11月は
沢山いい日がありますね( ̄∀ ̄)
美味しいお肉たべたいな、
焼肉、ステーキ、ハンバーグ…
昨日はイベントにご参加
本当に
ありがとう
ございました( ´∀`)!
無事にLv27になりました~
急遽で来てくれた方
女の子
ありがとうございます!
光ってたね
キレイでした!
1回やってみたかったの!
ありがとう!
寒くなってきてるので
風邪にお気をつけて( ´∀`)
ジュジュ姐(ネーネ)の子供が生まれて数日が経った。
ハーティは主子(ウフヌン)らを連れて海に出た。
先日の祭りで集まった供物を持って、どこぞと商いをするためだ。
留守の家を守らせるため、コルセは残っている。
ティガがチュチュ姐(ネーネ)の代わりを、ニャクチャがチュチュ姐(ネーネ)と赤ん坊の面倒を見ているので、ウィーギィ爺(ジージ)は早々に私の守役に戻った。
なので、私はガンシュ婆(バーバ)の案内でウォファム村周辺にある御嶽(オン)を巡る事にした。
その日は、天気は良かったが雲が多かった。
私はウィーギィ爺(ジージ)の背中に負ぶさって、最初の御嶽(オン)に向かっている。
私の祝子(ヌルン)のシャナもいた。
御嶽(オン)には御嶽(オン)ごとの神様がいる。
祈女(ユータ)は御嶽(オン)を訪れたらその神様に合わせた祭祀を行わないと行けない。
祭祀といっても、この場合個人的なもので、ご挨拶みたいなものだ。
頭(ブリャ)や主(ウフヌ)が主催する村単位のようなものではない。
御嶽(オン)ごとの祈祷の言葉は、地元の祈女(ユータ)が覚え伝える役目を負っている。
私のように、御嶽(オン)巡りで訪れる、他の地域から来た祈女(ユータ)や祝女(ヌル)は、祈祷の言葉を覚える必要はない。
案内してくれる地元の祈女(ユータ)の唱える言葉を、一緒に唱和すれば良いだけだ。
それだけで御嶽(オン)の神様が恵んで下さり、祈女(ユータ)の力が揚がるという。
なお、大概の御嶽(オン)は祈祷だけで良いのだが、時にはそうでない御嶽(オン)もある。
例えば、イリキヤアマリ御嶽(オン)だ。
イリキヤアマリように奉納舞を捧げるタイプだと、地元の祈女(ユータ)が舞うように、歌いながら舞う必要があるから、御嶽(オン)巡りの対象としては、面倒な部類らしい。
まぁ、私はそこはクリアしているから問題ない。
今回向かうのは、ウシャギ御嶽(オン)だ。
ウォファム村ではイリキヤアマリ御嶽(オン)は、主(ウフヌ)が主催する祭祀の中心だけに、最も力があるが、ウシャギ御嶽(オン)はそれに次いで信仰されている。
祀られているのはアンナンという神様で、何でもタルフワイという神様の妹で、兄と二人で海を渡りエーシャギーク島に稲作をもたらしたらしい。
あと、水周りの神様で、雨乞いの祭祀はこの御嶽(オン)で行われるという。
伝承が具体的なので、歴史的事実なのかなと思わないでもない。
などと考えていると、周囲が暗くなっていた。
ああ、これは毎度のパターンだ。
私は自分の体を見る。
やっぱり光っていた。
見事に輝いているなあと感心していると、光はひょんと体を離れ、私の前に立つ。
以前と違い、かなり具体的な形をしている。
私だ。
私とそっくりな形で私の前に立っている。
「あなたは誰?」
最初に私が尋ねた。
「主こそ誰ぞ?」
光の私が逆質問だ。
「クーは…クーだよ…クィンツ。アーク・ハーティの娘のクィンツだよ。」
「はぁ?嘘つくでないぞ。」
「嘘?何が嘘?」
「それはこの体の事。主は誰ぞ?」
体?体はクィンツだが、中身のお前は誰か?という事らしい。
それは困ったなぁ。
説明が難しい。
いや、難しくもないか?
オッサンでーす。
で、イイのか?
それじゃダメか?
うむ。
ならば話しを誤魔化そう。
「あなたは…イリキヤアマリ?」
「そうじゃの。そうとも呼ばれている。」
「クーはあなたに気に入られたの?」
「気に入る?なんでそうなるんじゃ?」
「だって、あなた、私に神代(カヌ)っているのでしょ?」
光の私は、少し困ったような雰囲気になる。
「…確かに。我はいたずらに主に神代(カヌ)った」
「いたずらに?」
「主がクィンツとハーティの娘だったからの。マィンツを打った次いで、ちょいとした遊び心であった。」
マィンツと稽古中に神垂(カンダー)れとなった時の事を言っているのか?
「主の神性を覗いてみるだけのつもりであった。じゃが思いがけず主に囚われた。」
囚われた?
「我を囚えた主は誰ぞ?」
あっれーーー?
話しを誤魔化したはずだけれど、また戻ってしまったぞ〜。
てか、囚えたつもりなんか無いんだけれど。
「叔母様を打った時から私と一緒なら、どうして最近になって出てきたの?」
「我が神代(カヌ)った影響で、主の神力が一時的に失われたからじゃ。」
「あ、祭りの時、引揚(ヒュク)したから出て来られるようになったって事?」
「うむ。有り体に言えば、そうじゃ。」
「それでも、普段は出て来ないじゃない。」
「主が神力を使おうを思わねば、我に思いが至らぬからの。」
神力?
祈女(ユータ)として祭祀を行う事かな?
こないだはチュチュ姐(ネーネ)の出産後の清め的な祭祀を執り行おうとしたから出て来たって事?
「じゃあ今日は何?御嶽(オン)巡りの初日だから?」
「そうじゃ。」
あ、やっぱり。
「ウシャギの御嶽(オン)に向かっておるのじゃろ。アンナンにまでこの体で同居されるとなっては堪らん」
「クーがウシャギの神様も囚えてしまうって事?」
「我を囚えたのであるから、主はそうする。」
「クーには神様を囚える力があるのね?」
「実際我を囚えておるではないか?」
これは…すごく良い事を聞いたような気がする。
いや、気がするじゃなくて、間違いなく良い事を聞いた。
「クーは…あなたを囚えているの?」
「くどい。」
「それじゃぁ、仲良くしましょうよ。」
「何じゃと?」
「クーはあなたを囚えたつもりはないわ。あなたが勝手にここにいるの」
「はぁ?」
「クーの体に居るのであれば、その力はクーが…この体が…使わせてもらうわ。あなたと私は一つになるのよ」
「主は我を侵そうというのか?」
「一つの体に二つの自我は要らないわ。だから一つにするの。」
と、私は、私とそっくりな光に飛びかかる。
こういうのは先手必勝だ。
「や、やめい!な、何をするんじゃ?」
「どうせあなたは私から離れられないのでしょ?いつもあなたがクーにぶつかってくるんだから今回はクーがぶつかるね」
私は光の私に抱きつくと、思い切り力を込める。
「おのれ、それが主の本質か?それで我を囚えたのか!?」
「人の体にいたずらで入ってきた方が悪いのよ。自業自得だわ」
私に抱き締められて、光はグシャっと砕けた。
案外脆い。
砕けた光は飛び散ったかと思うと、逆走して私にぶつかってくる。
私は全てを受け止める。
「くくく。主が我を嫁にするというのなら、構わん。主の嫁になってやろう。」
おや?
イリキヤアマリの自我は消えないか。
まあ、あっちがぶつかって来たか、私がぶつかりに行ったかの違いだから、そう簡単には消えんわな。
でも、嫁って…。
囚われたとか言ってたやん。
「だが、我が主の第一の嫁じゃ。後から囚えた連中にデカイ顔はさせん。それだけは覚えておきや!」
ほとんど負け惜しみらしいセリフを吐いて、イリキヤアマリは消えた。
いや、黙ったというべきか?
周囲は明るさを取り戻し、私はウィーギィ爺(ジージ)の背中にいる。
「おや、クィンツ様、おしっこですか?」
私がモゾモゾしたものだから、ウィーギィ爺(ジージ)は気を利かせてくれる。
まあ、とりあえずしておいた方がいいよね。
私はウィーギィ爺(ジージ)に下ろしてもらい、草むらに入った。
「蛇に気をつけて下され!」
ウィーギィ爺(ジージ)が慌てて私の後を追いかけ、私がしゃがんだ周辺に杖をガサゴソ入れた。
バッタ以外は特に何も飛び出さなかったので、私に枯れ草の塊を渡して離れて行く。
私は用を足しながら、ちょっとトキメイテいた。
私には神を囚える力があるのだ!
これってすごいチートじゃないか!
想像以上のチートだ!
いやっほーーだ。
だが、安心するのは早い。
神にも意識がある。
どういう理屈かは知らないが、自我を持っている。
肉体がない、つまり脳みそが無いのに、どうやって自我を形成しているのかは分からないが。
ともかく、それが私の中に入っているという事は、私の自我と対立してこの肉体の争奪戦になるかもしれない。
だから、主導権を与えないため、私は咄嗟にイリキヤアマリに飛びかかったのだ。
今回、それはどうやら上手く行ったようだが、今後も上手くいくとは限らない。
だから喜んでばかりではなく、用心しないと行けないのだ。
私の自我より強い神が現れないようにだ。
ただし、私は一つ確信していた。
イリキヤアマリはそれなりに力を持つ神だ。
チュチュ姐(ネーネ)の出産祝いと産褥清めの時の力を見れば、明らかだ。
人としての私には、あんな力は全く無い。
ところが、私の中の対決では、てんで弱かった。
神のすごい能力は、私の中では使えないらしい。
言うなれば、素と素の対決だ。
それであるなら、この肉体の中では、私の方が有利だろう。
いわばホームなのだから。
もちろん用心に越した事はないが。
まぁ、とりあえず私はイリキヤアマリを手にしたのだ。
いや、もともと手にしていたのかもしれないけれど、明確に支配したというべきか?
喜ぶなという方がどうかしている。
草むらから戻るとウィーギィ爺(ジージ)が不思議そうに尋ねて来た。
「どうされたのですか?ニコニコされて…。」
ニコニコ?いや、おそらく「ニマニマ」という方が正しいだろう。
「んん?何でも無いよぉ。…ヒ・ミ・ツ。」
私は人差し指で口元を押さえて、片目を瞑った。
どうやら、その仕草は相当可愛かったらしい。
ウィーギィ爺(ジージ)だけでなく、シャナもガンシュ婆(バーバ)も真っ赤になって鼻の下を伸ばしている。
私自身が見られないのは残念なのだが…。
雲は多いが天気は良い日だった。
白い雲の隙間から見える空は、驚くほど青い。
うまい具合に日光は雲に遮られ、私の体調は悪くない。
気分も爽快である。
さぁて、それでは、ウシャギの御嶽(オン)に向かってGO!GO!だ。
これ初めて飲んだんですけど、美味しかったです(*^^*)
カフェラテ好きな方ぜひぜひ^ ^
あっちなみにわたしの大!大!大!オススメのカフェラテは、、
ローソンカフェのアイスカフェラテです!
甘いと思うかもしれませんが、ガムシロを2個入れると最高です(*´-`)是非!
去年の誕生日イベントから
今年の誕生日イベント。
一年が経って、沢山リーダー兼パリピ会長兼おねえちゃん
たくさん思い出も増えて
わたしが笑ってる時も
ボケてる時も
怒ってる時も
悔しい時も
悲しい時も
そっと側にきて
いろんな意味で使える言葉
大丈夫?って声をかけてくれる
なんだろう…全てを悟って
全てを受け入れて受け止めてくれる。
わたしは、そんな
みやこぱいせんが、大好きですよ!!!
わたしの気持ち届け~!!!
よし、今日は、君に届けを歌おう!!!
あいらびゅー、
ふぁみりー、まいめん、いぇーめん!
お姉ちゃんの誕生日です!
お姉ちゃん。お姉ちゃん。
おこがましくて、なかなか呼べない私。
そんなうじうじしてる間に、
新しい妹出来ちゃってたりして、
あっ、これ、お姉ちゃん取られるやつ…
負けていられませんぞ!
今日は、お姉ちゃんの誕生日をお祝い、盛り上げるのです!
予想通りと言うべきか、予定通りと言うべきか、チュチュ姐(ネーネ)が産気づいたのは、マィンツとハヌがナータの家に帰った夜だった。
シャナがウォファム村から子供を取り上げた経験がある女たちを呼び、ニャクチャとティガがドタバタ走り回り、ウィーギィ爺(ジージ)がお湯を用意する。
ハーティは母屋から出て来ず、どうやら寝ていたようで、コルセはマィンツたちをナータ家に送っていたので、留守だった。
私も…することがないので、騒ぎを感じつつ寝ていた。
朝方、子供は無事生まれたようで、女の子だとニャクチャが知らせに来る。
私はそのまま母屋に移動し、ニャクチャとティガが用意した朝食を取った。
子供が生まれたばかりとなると、ウィーギィ爺(ジージ)は忙しくなりそうだし、チュチュ姐(ネーネ)も当分起き上がれないだろうから、ティガも忙しくなるだろう。
そうなると、御嶽(オン)巡りなんてすぐに出来そうにないな。
とか思いつつ、ご飯を食べていると、シャナが誰かを案内して戸口から入って来た。
あ、ガンシュ婆(バーバ)だ。
「お早うございます。ハーティ殿」
「うむ。朝からご苦労だなガンシュ婆(バーバ)。子供はもう見たのか?」
「今から見るところです。」
「そうか、無事育つように祈ってくれ。…チュチュの産褥の癒しも頼む。」
「わかっております。」
ああ、そうか。
子供が生まれたから祈女(ユータ)が呼ばれたのか。
てか、本来は私の務めじゃね?
私も一応祈女(ユータ)だよね?
いや、正確には神子(カンヌン)だけれどさ。
いやいや、もっと正確には…何でもない子か…?
とか言っている場合じゃねー!
一応、どういうい事をするのか、知っておいた方が良いか。
と、いうことで、私は、急いで食べかけの椀を置いた。
「クーも行く!」
「む?」
ハーティは少し怪訝な顔をした。
「クーも祈女(ユータ)だから、ガンシュ婆(バーバ)のお手伝いがしたい。」
「むぅ。」
ガンシュ婆(バーバ)が笑い出した。
「クィンツ様が手伝って下さるなら、心強いです。是非。」
そう言われたのなら、ハーティも異論がないらしい。
黙って見送ってくれた。
私はガンシュ婆(バーバ)や、シャナと一緒にチュチュ姐(ネーネ)と赤ん坊がいるウィーギィ爺(ジージ)の寝所に行く。
そのまま家屋に入るのかと思えば、ガンシュ婆(バーバ)は戸口の前に立って、手を合わせ、何やらぶつぶつ唱えだした。
聖別の祈祷だ。
「クィンツ様、これを。」
祈祷の後、ガンシュ婆(バーバ)は腰にぶら下げていた荒縄を私に渡す。
「これで、家の周りをぐるりと囲んで下され。」
シャナに手伝ってもらい、言われた通りに荒縄で家屋の周りをぐるりを囲んで、ガンシュ婆(バーバ)の傍に戻ると、ガンシュ婆(バーバ)は再度聖別の祈祷を唱え、私にも同じ文言を唱えるように促した。
私は手を合わせガンシュ婆(バーバ)に習って聖別の祈祷を唱和する。
「四宝の神様よ(シシャーヌカンシャーユ)、ならびに(ヌラブヤ)八方の主々よ(ハトゥヌスヌウスユ)。どうか(ディンカー)私の声に(ワンヌオヌ)耳を向け(ジブラサ)、私の願いを(ワンヌヌオヌ)聞き給え(キチュトーマゥ)。今ここに(ヌークコーヌ)縄目を以て(ノシムゥテ)巡られた(メグランチュ)、張りなる内々を(バルヌチュチュォ)、豊穣の主を(トヨホヅヌヌシャウォン)お迎えいたす(ウームグイトーチュ)神域とし(カンヌクテゥシ)、清め(セイバ)、邪を払い(ウァクバライ)ませますように。(イトナルチュウチュウヌ)」
突然周囲が暗くなった。
これは、覚えがある。
例の光の塊がぶつかった時と同じだ。
そして、光の塊もあった。
近い!
えらく近い位置にある。
と、思ったら、光っていたのは、私が胸の前で合わせた手だった。
というか、私の体全体が光っている。
おお!
って思っている所で、突然、光は私の体を飛び出して、正面に立つ。
光が立つというのは変な話しなので、正確に言うと、光っている人型の何かが立ったと言うべきだろうか?
「何で主が唱えているとよ。」
と、光は言った。
「はい?」
私はかなり素っ頓狂な声を上げたと思う。
光は、私に向かってひょいとぶつかって来て、消えた。
周囲は普通の景色に戻っている。
それは白昼夢か何かだったのか?
ガンシュ婆(バーバ)が怪訝そうな顔で私を見ていた。
「どうされましたか?クィンツ様」
「え?あ?なにも」
ガンシュ婆(バーバ)は私を見つめ、首を降ってから家屋に入って行く。
私とシャナも後に続いた。
今のは何だ?
あまりに突然の事で頭が回らない。
ウィーギィ爺(ジージ)の寝所は、私の寝所とさほど変わらなかった。
ただ、土間に刈り取った草が堆(うづたか)く積まれている。
床の端にも糸巻きらしいものがいくつか並べられていた。
土間の草は中草(チュソ)と言い、その繊維から糸が作られる。
ウィーギィ爺(ジージ)の寝所の隣りの家屋は織所で、布が織られている。
その材料となる糸をここで紡いでいるのだ。
村人らは暇があれば糸を紡ぎ、布を織る。
そんな暮らしぶりを体現しているような家屋だ。
床の中央にゴザが敷かれ、着物がかけられたチュチュ姐(ネーネ)が眠っていた。
下腹部が布で巻き巻きにされ、まるでオムツ見たいで、チュチュ姐(ネーネ)の方が赤ん坊のようだ。
傍にはバケツのような桶があり、中に布が敷かれ、本物の赤ん坊が置かれているらしい。
よく見えないが。
ウィーギィ爺(ジージ)が、桶の横でしゃがみこんで、ウトウトしている。
手伝いに来た女たちは、既に引き上げた後らしく、ウィーギィ爺(ジージ)たち以外は誰もいない。
ガンシュ婆(バーバ)は声も掛けず、床にも上がらず、土間に立ったまま、腰にぶら下げた棒状のようなものを取り出した。
それから、何かを唱え始める。
家人らを起こさず祭祀を執り行うつもりのようだ。
棒状の先っぽが光り出してきた。
私とシャナは、思わず「おおぉ」っと唸る。
だが…。
『トロイな』
と、耳元で誰かが言った。
「はい?」
私はあわてて周りを見回が、もちろん誰もいない。
シャナが息を飲んでガンシュ婆(バーバ)を見つめているだけだ。
ポっとガンシュ婆(バーバ)の持った棒の先に火が灯る。
「おお。」
とガンシュ婆(バーバ)が声を上げた。
「すごい」
シャナも感嘆の声を上げる。
呪文を唱えて火をつけたのだから凄い。
魔法だ。
私も感動してしまう。
理屈は棒の先の空気を極度に圧縮させ、圧力で火をつけたのだ。
物理力を伴わないで!
ただ、やったのはガンシュ婆(バーバ)ではない。
ガンシュ婆(バーバ)の唱えが成立する前に手が貸されていた。
「今日は調子が良いの。」
ガンシュ婆(バーバ)は独り言(ご)ちると棒を降って、先端に着いた炎を消した。
炎は消えても、火種は残っており、棒の先端は赤く光っている。
線香みたいだ。
線香ほど細くも短くもないのだが。
細い煙が棒の先端から立ち上る。
ついでの匂いも漂って来た。
このイマイチ心地よくない香りは…高草(タカソ)だ。
ガンシュ婆(バーバ)は高草(タカソ)の香りを放つ棒を振り回しながら、目を閉じて祈祷を唱え始めた。
「豊穣の主よ(トヨホヅヌヌシャウォン)、火食の神(ヒヌクイカヌンシャ)イリキヤアマリ神よ(シーヌ)、神々の(カヌカヌヌ)賜りに(チョウヌ)深く深く(フクゥフクゥ)感謝いたします(ムヤトウシム)。恵みにより(ムングゥヌスゥ)生まれた(ウミャァトォ)赤子が(マァグァ)何卒(ヌントズウ)すくすく(ティダヌファ)育ちますように(ティダヌヌ)。この家に(クンチュヌ)神々の(カヌカヌヌ)良き息吹が(ウシキウイキグ)流れ(リュール)、悪しきものが(ウシクィムヌグ)留まれず(タマラヌズ)、清らかな(キユリキ)幸が(ユイグ)柱を太らせん(フシラブトルシン)賜え(タミュ)。父に力を(ビゲヌチキリム)、母に健やかを(ブネヌグティダム)、傷はすぐ(ショウクヨ)癒し(ヌウシ)賜え(タミュ)。」
棒の先端から立ち上がる細い煙が、くるりくるりを輪になって、家の中に広がっていく。
PM2.5は大丈夫かいなとか思ってしまうのだが、ここで異を述べるほど私は空気が読めないワケでもないので、とりあえず黙って見守る。
ちょっとだけ、胸がトクトクして来た。
やっぱり高草(タカソ)の煙って何か興奮作用でもあるんじゃないのか?
部屋の中がぼんやり光っているようにも見えた。
「ささ、クィンツ様もご一緒にお唱え下さい。」
ガンシュ婆(バーバ)に促される。
だが、それに応じる気分になれない。
やりたい事は、高草(タカソ)の煙を媒介に、空気中の小さなゴミや菌を集め、個別に極小の空気圧縮で燃やしてしまおうという事らしい。
だが、結局燃えカスが残って空気中に漂うから大した効能はない。
雑菌がなんぼか減るだけだ。
何だろう。
もっとやりようがあるような気がする。
「どうなされましたか?クィンツ様」
ガンシュ婆(バーバ)が片目を開いて私を見た。
私は、ガンシュ婆(バーバ)の一歩前に出て、スゥーっと息を吸い込む。
それから、ふーっとゆっくり深く吐き出して見た…。
ブワっと一陣の風が家屋を吹き抜ける。
次いで様々な色の光の粒が、至る所に浮かび上がり、花火のように弾けて、あちこちで広がり、砕け散った。
まるで光のシャワーのようにも見える。
そんな光景が数秒続いたかと思うと、再びブワっと風が吹き抜け、静寂が訪れた。
部屋を満たしていた高草(タカソ)の煙も、香りも、どこかに消え去っている。
風で空気を入れ替え、空気圧縮とプラズマ効果で殺菌したのだ。
ついでにプラズマ治療でチュチュ姐(ネーネ)の傷も軽く癒しておいた。
完治は無理だが、少しは良くなるだろう。
最後に室内から風を起こして残留物を屋外に飛散させた。
「え?ええ?」
静寂を破ったのはシャナの声だった。
ガンシュ婆(バーバ)は目をクワッと見開いている。
「こ、これは…。」
私は、何となく、『問題なく出来た。』と、納得した気分になっていた。
それは、何だか私自身ではないかのような気分だ。
私の中には、何じゃこりゃ?っていう気持ちもあったし…。
とりあえず、言葉を飲み込んだような感じで、ガンシュ婆(バーバ)は外に出る。
ウィーギィ爺(ジージ)らは、寝たままだったから、何が起きたのかは、まったく気づかなかっただろう。
私らは家屋を囲んでいた荒縄を片付ける。
ガンシュ婆(バーバ)は、巻かれた荒縄を、どこか恭(うやうや)しく受け取ると、何か考え込んでいるような、ゆっくりした足取りで母屋に入って行った。
「終わりました。ハーティ様。」
「おお、お疲れ様。ガンシュ婆(バーバ)…ん?様?」
横になっていたハーティが起き上がって姿勢を正す。
ガンシュ婆(バーバ)はそんなハーティに向かって深々と頭を下げたまま、土間で立ち尽くしていた。
私とシャナは、どうして良いのかわからないまま、ガンシュ婆(バーバ)の後ろに立っている。
「ど、どうしたガンシュ婆(バーバ)?」
ガンジュ婆(バーバ)の異常さを察して、ハーティが声を掛ける。
後で聞いたのだが、ガンシュ婆(バーバ)はハーティがウォファム村に来る前から祈女(ユータ)だったから、決してハーティを様付では呼ばなかったらしい。
それがいきなり様付で呼んだので、ハーティはそれもあって、かなり困惑したのだそうだ。
「感動致しました。」
ガンシュ婆(バーバ)が頭を下げたまま答えた。
心なしか震えているようだ。
「何があったのだ?クィンツ」
ハーティは困ったように私とシャナを交互に見た。
私は何と言ったら良いものかと、小首を傾げる。
「凄かったのです!」
と、シャナが大声をあげた。
「な、何がだ?」
ハーティは目をパチクリさせながらシャナを見た。
「クィンツ様が、こう、フーッとしたら、バーーって風が吹いて、キラキラしたんです!」
まぁ、言っている事は間違ってはないんだけれど、言葉が足りない。
「はぁ?何を言ってるんだ?」
「ハーティ様のおっしゃられた事は間違いございません。」
ガンシュ婆(バーバ)が震えながら声を出す。
それから、グイっと頭を上げて続けた。
「まさに、まさに、クィンツ様は、イリキヤアマリ神の化身でございます。」
ガンシュ婆(バーバ)は目をクワっと見開き、涙をボロボロ流しながら、ハーティを見据えた。
その勢いに、ハーティは逆に引いたようだった。
「そ、そうか。…う、む。そうであろう。」
「はい。このガンシュ、この歳となり、生ける神女(カンヌ)様と合間見えますとは!まさに至極の喜びでございます。」
「う、うむ。」
何と言って良いのかわからないハーティは、当たりをちょっと見回す。
こう言う時は、主子(ウフヌン)らに適当に任せていたのだろうが、今日はコルセがいない。
通いの主子(ウフヌン)らもまだ来ていない。
ハーティはちょっと頭を掻くと、そのまま腕組みして黙り込んだ。
とりあえず、やり過ごす作戦なのだろう。
変に喋らない方が威厳を保てる。
さすがハーティだ。
ガンシュ婆(バーバ)はそのままウルウルと泣き続け、私は仕方がないので、そおっと横を通って床に上がる。
シャナは土間に中草(チュウソ)の束を見つけると、いくつか引き抜いて、しゃがみ込んだ。
とりあえず、糸を紡ごうという事だろう。
シャナは元々村の普通の子だから、時間があれば、糸を紡いでおけと躾(しつけ)られているのだ。
その点私は、することがなければボーッとしているだけだ。
あれ?ニャクチャとティガはどうした?
朝食の後片付けをしているのだろうか?
それとも洗濯に出たのかもしれない。
私は腕組みして座るハーティの傍に座って、なんであんな事が出来たかなぁとか、考え始めた。
答えはわかっている。
ガンシュ婆(バーバ)が言うように、私が神女(カンヌ)だからだ。
いつの間にか神女(カンヌ)になっていたようだ。
いつなったのだろう?
確かまだ、神子(カンヌン)じゃなかったっけ?
それともこれは神子(カンヌン)としての力なのかな?
『おい、お前誰だよ。』
私は心の中で呟いてみる。
誰だか分かってはいるのだけれど。
おねえちゃん誕生日祭やで!!!!
みんなで盛り上げて
パリピ会長になってもらわんと!!!
最後の最後にテクニカルパレードやってもらわんと!!!
是非、お祝いに駆けつけてあげてください(^^)
手(グー)
今日は年に一度のお祝い事!!
それは!!
我がリーダー
みやこさんのお誕生日なんです!!!
お誕生日おめでとうございます!!
やっぱりお誕生日はパーっとどんちゃん騒ぎしたいです~~(≧∀≦)
お城でみーんなでレッツパーティーしましょ~~(((o(*゚▽゚*)o)))
といえば??
はい、ミニオンのお歌です!
毎年今年こそはユニバ行きたい、
って思ってるんですけど、
なかなか行けないもんで、( ´•௰•`)
来年は絶対ハロウィンの期間に
ユニバ行きたいと思っております、
そのついでに、大阪の美味しいもの
沢山食べたいな、、、
たこ焼きに、串かつに、もんじゃに、
うわぁぁぁぁお腹空いた(´∇`)
ああ〜〜待て。
待て待て待て待て。
そうだった。
私はアーク・ハーティの娘だった。
つまり主(ウフヌ)の身内の女子であって祝女(ヌル)であった。
これは、別方面で才能を発揮するば良いとかいう以前の問題だ。
私は、才能があろうが無かろうが、祭祀を司(つかさど)らなければいけない立場であった。
一昨日の夜のマィンツの時のように、一種異常な多幸感を村人らに「与え」ないと、色々マズイ立場という事だ。
そして、その与え方によっては、村人らの捧げ物の多寡に、恐らく影響するだろう。
その時の祭りには影響しなくても、その次の祭り、また、その次と、村人らの供出量に響くのは必至だ。
多幸感をきっちり与えられないなら、捧げ物は減ると言う事だ。
それは、このアーク家、ひいては私の立場が悪くなるという意味だ。
それは…まずいな。
ん〜…。
だが…今の私は祝女(ヌル)では無い…のか?
今の私は神子(カンヌン)だった。
神子(カンヌン)なら、祝女(ヌル)的な事は免除されないだろうか?
「叔母様。私が神子(カンヌン)だとして、どうすればいいのですか?祝女(ヌル)的な事もしなければならないのでしょうか?」
「そうですね。」
マィンツは少し考えてから首を振った。
「…わかりません」
おおっと。
思いがけない回答。
でも…そうだよね。
そもそも神女(カンヌ)が何だかよくわからないんだから。
…いや、神女(カンヌ)は、どこでもいつでも祭祀が行える存在…だったか?
どこでもいつでも祭祀が行えるなら…祝女(ヌル)的な事も出来なくはないって事か。
祝女(ヌル)も祈女(ユータ)もやっている事に変わりはない。
規模が違うだけだ。
ただ祝女(ヌル)は祈女(ユータ)のように個人や家に関する事には普通は関わらないだけ。
出来ないって意味ではない。
それと同じか。
神子(カンヌン)もまた祝女(ヌル)のやる事は出来るし、アーク家には現状私しか祝女(ヌル)候補がいないのだから、私は神子(カンヌン)になろうとも、祝女(ヌル)の祭祀を行わねばならないだろう。
つまり、神子(カンヌン)だから免除なんてあり得ないって事だ。
困ったぞい。
「わからないですが、義兄様にはあなたしかいませんから、あなたが祭祀を司(つかさど)る事に変わりないでしょう。」
と、マィンツも同じ結論に達したらしい。
「とは言え、クィンツが全面的に祭祀を司(つかさど)るには、もう少し経験が必要でしょうね。」
「そ、そうです。叔母様。クーにはまだ荷が重いです。」
私の言葉にマィンツも頷いて、少し目を閉じ、何かを考えているようだった。
やがて、おもむろに目を開けると、私を見つめながら、マィンツは宣言する。
「…それでは…こうしましょう。次のナータ家の主催する祭りには、クィンツにも手伝ってもらいます。」
あっれ?
やぶ蛇?
「手伝いといえども、祭祀を司(つかさど)る経験を増やせば、早く独り立ち出来るでしょう。」
いや、独り立ちは早く無い方が良いような…。
さて、どうしたものか?
ナータ家主催の祭りで、マィンツを手伝うとなると…。
『実は私、神子(カンヌン)どころか、祈女(ユータ)の能力もロクにありません。』
て、バレてしまうだろう事は必至。
いや、バレた方がハーティとしては、早く対策が出来るから良いのか?
あれで、ハーティは柔軟性が高いから、村人対策は何とかするんじゃないのか?
例えば、ナータ家に報酬を払い続ける事になっても、損得考えて、今まで通りマィンツに祭祀をお願いするとか?
まぁ、その場合、報酬云々の問題だけでなく、ナータ家に頭が上がらない状態が続く事になる訳で、ハーティがそれを我慢出来るかどうか?というのがあるのだけれども。
一方その場合、私はどうなるのか?
早く嫁に出されるとか?
ナータ・フーズは、私を嫁に欲しがっていたんだっけ?
その場合、私の能力は関係ないのか?
可愛ければいいのか?
あるいは、能力がありそうな娘と交換とか?
と、いうか、マィンツに祭祀を引き続き行ってもらうための「報酬」が、私のフーズへの嫁入りとなったりして…。
…それは絶対にイヤだぞ!
そもそも、誰の嫁であろうと、それを絶対に回避するため、私はいち早く権力者にならなければならないのだ。
そのためには、能力ありません。などと言っている場合ではなかった。
何甘い事考えていたんだ?
この愚か者め!
能力が無ければ、高めればいい。
ああ、確か、祈女(ユータ)とか祝女(ヌル)の能力を高める方法があったはずだ。
えーとぉ…。
そうだ、御嶽(オン)巡りだ!
御嶽(オン)を巡れば『力が揚がる』とかマィンツは言っていた。
それで、マィンツの能力は高まって、空を飛び回れる程になれたのだった…よね?
だったら私も御嶽(オン)巡りをすればいいじゃないか!?
神様が私にぶつかった瞬間、どこかに去ってしまったのだというのなら、ひっ捕まえて、能力を絞り取ればいい!
そうして祭祀をつつがなく執り行い、村人らの供物量を拡大してやるのだ。
そのぐらいの気持ちがあってこそ、権力を求める者に必要なんじゃないのか?
『別方面で才能を発揮すれば』とか、逃げてどうする?
戦え私!
男なら戦うのだ。
そして私は、元々、男だろうが!
ふんぬと、私は鼻息荒く、拳を突き上げ、立ち上がっていた。
その様子をみてマィンツが笑い出す。
「あらあら、クィンツ、随分やる気ね」
「あ、これはその…。」
「やる気があるなら結構な事よ。少しでも早く祭祀を司(つかさど)れるようにおなりなさい。」
「はい。叔母様。それで相談なのですが。」
「何ですか?」
「ナータ家の祭祀を手伝うまで、御嶽(オン)巡りをしたいのですが、何か助言とかありますか?」
私の問いにマィンツは目を細めて
「それは良い考えだわ。」
と褒めてくれた。
それから、
「…ウォファム村やその周辺の御嶽(オン)を巡るなら、ガンシュ婆(バーバ)と一緒が良いでしょう。」
と、教えてくれる。
ガンシュ婆(バーバ)?…って、知ってる。
と、クィンツの記憶が教えてくれた。
例の「家内安全」とか「健康祈願」とかに唱える祈祷文を教えてくれた祈女(ユータ)だ。
小さくて、髪が白混じりのマダラで、肌が真っ黒で、顔がしわくちゃで、目付きがやたら鋭いおばさんだった。
クィンツには「怖い」というイメージしかない。
実際何かあったという訳でもなく、祈祷文を教えてくれた時も、淡々としたものだったのだが。
小さい子供は見た目だけで判断するからね。
「わかりました。クーはガンシュ婆(バーバ)と御嶽(オン)を巡ります。」
「少しでもあなたの力が揚がると良いですね。」
マィンツはニッコリして、私をホワンとさせてくれた。
私もつられてデヘヘと笑う。
いつしか外は雨が降っていた。
雷が遠くで「ゴロゴロ」鳴っているのも聞こえる。
あれ?ハヌが居ない。
寝所には私とマィンツだけが残っていた。
翌日は雲行きが怪しかった。
まだ雨は降ってはないが、降るのは必死だ。
これはスコールのような通り雨的なレベルではない。
マィンツたちは、本来はこの日に発って、ナータの家に戻る筈だったが、天気が回復してからという事になった。
なので、私の寝所にまだいる。
マィンツとハヌがいると、ウィーギィ爺のスペースがないので、今日もウィーギィ爺はやって来ない。
私はゴロゴロ出来ない。
辛い。
つらたんだ。
だが、つらたんすぎる…なんて事はない。
マィンツが傍にいるのだから。
ああ、ホワンとする。
…とても、祭り夜、裸で仁王立ちした人のように思えない。
と、言う事で、ゴロゴロ出来ないのはそれなりに辛いが、見合うホワンがあるから良しとしよう。
そういえば、例の祝子(ヌルン)見習いのシャナは、昨夜、両親と共に挨拶に来て、正式に祝子(ヌルン)となった。
なんと、私の初祝子(ヌルン)だ。
これは楽しくなりそうだ。
自分の家から通いで来る事になったのだが、今日はまだ来てない。
もっとも、今、シャナにまで来られたら、私の寝所は本当にキツキツになってしまう。
まぁ、女だらけのキツキツなら、私は許せるのだけれど。
ん?
というか、私は祈女(ユータ)だから、シャナは祝子(ヌルン)ではなく、祈子(ユタン)になるのではないか?
それとも私は、一応祭祀の時に舞ったから、祈女(ユータ)から祝女(ヌル)にジョブチェンジしたのだろうか?
そのあたり、はっきりとした説明を受けてない。
どっちなんだ?
…などと、考え込んでいると、
「そうそう、せっかくだから、この機会に聞いておきますけれど、クィンツ。」
と、マィンツが口を開いた。
「ハイ、叔母様。」
「引揚(ヒュク)はどうでした?」
う。
どう?と言われても…。
言葉に詰まってしまう。
どうと言う事はなかった。
とか言っていいのかな?
マィンツが続ける。
「神垂(カンダー)れ前後の事は思い出しましたか?」
ああ、そうですね。
「な、何となく。」
私の返事にマィンツが不思議そうな顔をする。
「何となくですか?」
神垂(カンダー)れ前後の記憶は、確かに思い出した。
と言っても、大した事はない。
御嶽(オン)にて、マィンツと共に祭祀の舞を練習していた記憶だ。
祭りの前日と、やっている事は差ほど変わらなかった。
あっと、祈女(ユータ)の祈祷文も思い出した。
まぁ、こちらも大した内容ではない。
「家内安全」とか「健康祈願」とかに唱える言葉だ。
4歳児が覚える程度のものだから、短いし、唱えたら、途端にどうこうなるというようなものでもない。
予想通りのガッカリ内容だったぜ。
と、話戻して、神垂(カンダー)れ前後だね。
…そうそう、舞の練習中、突然暗くなって、光の塊と出会った。
瞬間の出来事だ。
光の塊は、ススっと来て、私にぶつかって、消えた。
そこからは覚えてない。
というか、次の記憶は、この部屋で、転生した私が目覚めた記憶となる。
ティガの顔が真正面にあった、例のアレだ。
光の塊がぶつかった記憶は、なんだか非現実的だから、夢とごっちゃになったかと思った。
だから、言うのをためらったのだけれども…一応、伝えておくか。
「そういえば、光が飛んできて、クーにぶつかりました。」
「ぶつかった…だけ?」
マィンツが少し怪訝そうに私を見る。
「そうですね。ぶつかりました。それで、目が覚めたら、ここで寝ていました。」
「クィンツ…」
マィンツは考え深げに私の名を呼ぶ。
「はい、叔母様」
「その…声とかは、聞かなかったのですか?」
「声…ですか?」
はて、叔母様は珍妙な事を尋ねなさる。
「いいえ。聞いていません。」
「んん〜…。」
マィンツは少し困ったような顔をする。
「クィンツは、よく神様からあれこれ教わりますよね。」
「え…あぁ。まぁ、そうです。」
「なのに、神垂(カンダー)れの時、神様の声を聞かなかったのですか?」
え?声って神様のなの?
「え、あ…神垂(カンダー)れの時は…特に…。」
「そうですか…大概は、声を聞くのですが。」
うむ。なんかヤバそうだから、話しを誤魔化そう。
「叔母様は聞かれたのですか?」
「そうですね。」
「何と?」
「先日の祭りの舞の時の歌…あれなどは、神様から教わったものです。」
え?そうなの?
なんでもマィンツの説明によると、御嶽(オン)の祭祀に関わる歌や言葉は、歴代の祝女(ヌル)が神垂(カンダー)れ時に聞き出した集大成らしい。
全部が全部というわけではないらしいが。
そうやって神様から聞いた歌や言葉をお互いが伝え合う事で、祈女(ユータ)や祝女(ヌル)たちは、地域や神の別を越えた、様々な御嶽(オン)で活動が出来るらしい。
そうでないと、いくら祈女(ユータ)や祝女(ヌル)と言っても、活動範囲が決まってしまうのだそうだ。
だから、私も、神様から歌や言葉を聞いたら他の祈女(ユータ)や祝女(ヌル)に教える義務があるんだとか。
でも、私は、聞いてないんだから仕方がない…。
覚えなかった可能性は高いけれど。
テヘペロ。
「叔母様、もしも、クーが忘れてしまっている場合、どうなるんですか?」
「あり得ないです。」
「あり得ない…のですか?」
「引揚(ヒュク)されたのであれば、必ず思い出します。思い出さないのだとしたら、聞いてないのでしょう。」
あ、そこは信じるんだ。
「それに、光とぶつかったのですよね?」
「え?あ?はい。」
「それは神代(カヌ)った示しです。」
「神代(カヌ)った示し?」
神代(カヌ)るとか、何とかは、以前も聞いたな。
なんだっけ?
ああ、私が「神代(カヌ)られている」とかなんとか、マィンツがハーティに言っていたような気がする。
「神代(カヌ)った示しって何ですか?」
「神様が、あなたに降りたと言う事ですよ。」
え?降りた?
シャーマン的な何かか?
「祈女(ユータ)にしろ、祝女(ヌル)にしろ、神代(カヌ)られるのは一つの目標です。神代(カヌ)られ、神様に気に入られれば、神女(カンヌ)に至れるからです。」
え?祈女(ユータ)や祝女(ヌル)以外のジョブがあったの?
神女(カンヌ)?
魔法使いと僧侶の両方の力が使えるのが賢者みたいな、そんな感じ?
あ、いや、祈女(ユータ)にしろ祝女(ヌル)にしろやっている事は同じか。
祈女(ユータ)が民間業者で、祝女(ヌル)が官営みたいなものだっけ?
とすると、神女(カンヌ)って、どこに当てはまるんだ?
というか、それより何より…。
「それじゃぁ、クーは神女(カンヌ)になったのですか?」
マィンツはニッコリ笑って首を振った。
「いいえ。まだ、神様に気に入られたのかどうかがわかりませんから。」
「それじゃぁ、私は祈女(ユータ)なのですか?」
「それも、微妙ですね。強いて言うなら…神子(カンヌン)でしょうか?」
神子(カンヌン)?
ああ、神女(カンヌ)見習いだから神子(カンヌン)になるのか。
あれ?
「私が神子(カンヌン)の場合、シャナは何になるんですか?神子(カンヌン)見習いですか?」
「いいえ、クィンツ。神子(カンヌン)は神代(カヌ)られなければ、立てられませんから、シャナは見習いという事はありません。シャナはあくまで祝子(ヌルン)です。」
う〜ん。
なんか体系的に難しいなあ。
祝子(ヌルン)は祝女(ヌル)の助手(サポート役)だが、主(ウフヌ)や頭(ブリャ)に連なり、身内になる事で祝女(ヌル)になる。
逆に言えば主(ウフヌ)や頭(ブリャ)一族の嫁候補という側面がある。
もともと主(ウフヌ)や頭(ブリャ)の一族の者、特に妹なら、その時点で祝子(ヌルン)なのだけれど。
でも、そうした方策も最近の話しらしい。
もともとは全部祈女(ユータ)だ。
その時々で、祭りの司(つかさ)になった者を祝女(ヌル)と呼んでいたという。
祭りが終われば、祝女(ヌル)は祈女(ユータ)に戻る。
頭(ブリャ)や主(ウフヌ)の影響力が多岐にわたり、その妹とか身内が恒常的に祭りを司(つかさど)るようになったから、常設の祝女(ヌル)が生まれたのだ。
だから呼び方も役割も、そのうちまた変わるかもしれない。
それにマィンツだって「強いて言えば」とか言っていたぐらいなんだから、神子(カンヌン)なんて広く使われている言葉ではなさそうだ。
それで、ああ、そうそう。
「神女(カンヌ)というのは、祝女(ヌル)とも違うのですね?何が違うのですか?」
「祝女(ヌル)は頭(ブリャ)や主(ウフヌ)主催の祭祀を司(つかさど)りますが、神女(カンヌ)は祭祀そのものです。」
はい?
またややこしい説明だよ。
「祭祀そのもの?」
「普通、祭祀というのは聖別された場所で行われます。」
「御嶽(オン)とか?」
「そうですね。あとは、祈女(ユータ)は場合によっては祈りの場所を聖別して祭祀を行います。」
「個人とか家とかに関わる祭祀ですね。」
「そうです。それが普通。」
「神女(カンヌ)は違うのですか?」
「神女(カンヌ)は存在自体が聖別されていますから、どこでもいつでも祭祀が行えるのです。」
おおっと、それはチートじゃないか。
「と、聞いています。」
あれ?
「聞いている?」
「私は神女(カンヌ)にお会いした事がありません。」
マィンツは少し残念そうな顔をした。
祭祀に関しては何でも知っていそうなマィンツだけに、それはちょっとビックリだ。
「神女(カンヌ)ってそんなに珍しいのですか?」
「珍しいというか…神女(カンヌ)に至った人の話しを聞いた事がありません。」
「ええ?でも叔母様、先ほど、神代(カヌ)った示しだって…。」
「神代(カヌ)られる事はあります。祭祀の時などは私でもあります。」
「じゃあ、叔母様も神子(カンヌン)ですか?」
「そうではありません。ほとんどの場合、神代(カヌ)られても、神様はすぐ出て行かれてしまいますから。」
んんんん?
「それではクーからも神様はすぐ出て行かれたのでは?」
「神様が出て行かれたように感じますか?」
ええええ?
神代(カヌ)られたって自覚もないんだから、出て行ったかどうかわからないよ。
「大丈夫。あなたは神代(カヌ)られたままです。」
「何故わかるのですか?」
「何故なら、神垂(カンダー)れ前のあなたと、今のあなたとは、全然違うからです。」
ドッキーーーーンと心臓が高鳴った。
「クィンツ。もともとあなたは、クィンツ…つまりあなたの母親ですね。そのあなたの母親の血を濃く引いて、賢い子でした。でも、今のあなたは、まるで別人です。」
「…え、あ、その。」
「塩の事もそうならば、木綴(キトジ)の事もそうです。子供が思い至るモノではありません。」
「それは、その…。」
「神様のお告げなのでしょ?」
「え、はい。」
「神様のお告げを受けるのは、神代(カヌ)られている時だけです。」
そ、そうなのか。
「それに、喋り方、仕草。態度。とても4歳児とは思えません。あなたの話しぶりはまるで大人です。」
あ〜…う〜…中身がオッサンですから…。
「あなたと話していると、まるでソゥラヴィ様かそれ以上の知恵者と話しているようです。」
んん?
また出たよソゥラヴィ…。
「それでは叔母様、クーはまだ神代(カヌ)られていると?」
「そうです。」
そうかな?
私は違うと思う。
だって、私が以前のクィンツと違うのは、転生した私が目覚めたからだ。
塩の事も木綴(キトジ)の事も、神様のせいににはしたけれど、実際は関係ない。
前世の私が思いついた事だ。
光の塊にぶつかった夢見たいな記憶が、神代(カヌ)った示しだとしても、その神様はどこに行ったのだろう?
ぶつかった瞬間、去ってしまったのでは無いだろうか?
それとも、ぶつかったあの光は、前世の私の魂的なモノだった。という事だろうか?
私は私に打たれて神垂(カンダー)れたのだろうか?
だが、マィンツは私と一緒に神に打たれて神垂(カンダー)れと成った。
その神垂(カンダー)れが、前世の私の魂的なもののせいだとしたのなら、マィンツにも前世の私の影響、記憶とか?があっても良いはずだ。
だが、マィンツの様子からは、それはどうも無いらしい。
で、あるなら、神垂(カンダー)れまでは、神様的な影響はあったし、光にぶつかったのも神代(カヌ)った示しだったとしても、やっぱりぶつかった瞬間、去ってしまったと考えた方が合理的な気がする。
あれ?
神様的なものが私に影響を与えていないなら、私は神子(カンヌン)でも祝女(ヌル)でも、祈女(ユータ)でも無いんじゃないのか?
ただの、前の世界での、オッサンの記憶があるだけの幼女じゃないか?
それは、ちょっとばかり、まずいかも。
あ、いや。
祈女(ユータ)とか祝女(ヌル)とか、あまり期待してなかったからいいか。
…て、マィンツが空を舞っているのを見るまではだけれど。
あれを見たら…ちょっと期待したんだけれど。
う〜ん。
とにかく、マィンツの予想を裏切る形にはなるけれど、私は神子(カンヌン)ではないだろう。
つまり神女(カンヌ)になる事はない。
でも、神代(カヌ)っているって思われているのはどうしようか?
どこかで神様が出て行きました。とでも言えばいいか。
昔天才、今凡人見たいな事例は、いくらでもあるからね。
子供自体だは神代(カヌ)っていたけれど、大人になる前に普通に戻りましたと。
…ってわけにはいかなかった。
私には、大いなる野心があったのだ。
大人になっても、普通って訳にはいかない。
まあ、別方面で才能を発揮するって方向で調整するしかないようだが。